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鈴木誠也が連日の一発!16号2ランを含む4安打3打点の大爆発に地元記者は手放しで興奮「後半戦カブス躍進の鍵だ!」

THE DIGEST編集部

2023.09.06

今季16号を含む4安打3打点と大爆発した鈴木(中央)。観客も手放しでスタンディングオベーションだった。(C)Getty Images

 神ってる男が大暴れだ。

 現地9月5日、シカゴ・カブスの鈴木誠也は、本拠地リグリー・フィールドで行なわれたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「6番・右翼」でスタメン出場し、2試合連続の16号2ランを含む5打数4安打3打点と活躍。あと三塁打が出ればサイクル安打というハイパフォーマンスを披露。11対8の乱打戦となったゲームの勝利に大きく貢献した。

 前日に続く豪快アーチが見られたのは、カブスが2点を追う7回。1死一塁で、第4打席の鈴木は相手右腕タイラー・ロジャースと対峙すると、カウント3-1から真ん中に甘く入った5球目のスライダーをフルスイング。107.7マイル(約173.3キロ)で飛び出した打球は、レフトスタンドへ一直線。貴重な同点弾となった。
 
 この一発を受け、地元ニュースサイト『CHGO Sports』のライアン・ヘレーラ記者は、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「今季16号、レフトスタンドまで408フィート(約124.4メートル)の同点2ランだ」と反応。さらに、同メディアのブレンダン・ミラー記者が、「この瞬間、セイヤ・スズキは史上最高の打者だ」と絶賛した。

 また、地元ラジオ局『670 The Score』、米メディア『Audacy』でレポーターを務めるクリス・エマ氏は、ここ25試合で記録した鈴木の成績に注目。「7本塁打、18打点、打率.362、出塁率.408、長打率.676」という数字を紹介。「今季のOPSは.807」と続け、「彼は後半戦におけるカブス躍進の重要な鍵だ」と指摘。ナショナル・リーグの熾烈なワイルドカード争いを繰り広げるチームのキーマンに指名した。

 レギュラーシーズンも終盤に入ってきたなか、一気に調子を上げてきた鈴木。今後の活躍ぶりに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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