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ここ10戦9敗、エ軍番記者も悲嘆... 大谷同僚が週間MVP獲得の大フィーバーも「いかに無駄にしているかの話を始めなければならない」

THE DIGEST編集部

2023.09.07

ア・リーグ週間MVPを獲得したレンヒーフォ。しかしチームは6連敗と絶不調だ。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスは現地9月6日、本拠地でのボルティモア・オリオールズ戦に10対3で敗れ、6連敗を喫した。大谷翔平は3試合連続でスタメンを外れている。

 すでにワイルドカード争いで大きく後れをとっているエンジェルス。明るいニュースのないチームの中で、一筋の光となっているのが、ルイス・レンヒーフォの爆発ぶりだろう。6日のオリオールズ戦でも4打数2安打1本塁打と活躍を見せ、キャリアハイの14試合連続安打中。MLB公式サイト『MLB.com』のレット・ボリンジャー記者も「レンヒーフォは物事を軌道に乗せるのに時間がかかったが、後半戦では大谷に次ぐクラブの2番目に優れた打者となった」と綴り、後半戦は打率.318、出塁率.374、長打率.587、本塁打11本と快進撃を見せていると紹介している。
 
 そのレンヒーフォの打棒がここ最近さらに鋭さを増し、前週は打率.440、3本塁打、7打点。その活躍が評価され、ア・リーグ週間MVPも受賞した。ここ3試合、ラインナップから大谷が離脱したなか、頼もしい活躍を続けている。

 しかし、チームは現在ここ10試合で9敗と絶不調。先月23日のシンシナティ・レッズ戦からの15試合で12敗を喫するという厳しい現状だ。地元紙『Orange County Register』のエンジェルス番、ジェフ・フレッチャー氏も自身のX(旧ツイッター)で「エンジェルスがいかに『ルイス・レンヒーフォを無駄にしている』かについての話を始めなければならないだろう」と綴り、チーム状況を悲観している。

 大谷翔平という唯一無二のタレントやマイク・トラウトというスーパースターも有するエンジェルス。さらに後半戦に頭角を現わしてきた俊英もいるなかで、現状を寂しく思うファンは少なくないだろう。

構成●THE DIGEST編集部
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