今オフ、ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦する可能性が高い山本由伸(オリックス)が、早くも米記者の間で注目されている。
9月9日のロッテ戦では、ニューヨーク・ヤンキースのキャッシュマンGMをはじめ、ロサンゼルス・エンジェルス、シカゴ・カブスなどMLB関係者が視察するなかで、2年連続2度目のノーヒットノーランを達成した山本。
【動画】2年連続ノーノー達成!山本由伸のピッチングをチェック
この偉業を高く評価するMLB関係者は多い。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏もその一人で、「今オフ、大物の日本人スター投手がMLB市場に登場すると期待されている。すぐにMLB投手陣に大きな影響を与える投手だ」と米放送局『FOX Sports』のWeb記事で綴っている。
今シーズン20試合に登板し、14勝5敗、防御率1.26と好スタッツを残す右腕。史上最多タイとなる3年連続の沢村賞、さらには投手4冠の可能性を十分に秘めている彼は、サイ・ヤング賞を3度受賞したボストン・レッドソックスのレジェンドと類似していると伝える。
「ヤマモトは決して恵まれた体格ではないが(178センチ/80キロ)、それに惑わされてはいけない。ペドロ・マルティネスに似ており、90マイル後半の速球に加え、非の打ち所がないオフスピードボールを組み合わせ、高度な投球感覚を持っている」
そして「個人的に好きなのは、私が“ヨーヨー”と名付けた独特のカーブだ。彼のカーブを見れば、その名前の由来が良く分かる。まるでヨーヨーのようにカーブを放つのだ!非常に珍しく、効果的な球種である」と称えたうえで、25歳の活躍に期待を寄せた。
「今季のコウダイ・センガの即戦力ぶり(防御率NL3位、1試合あたりの奪三振数NL4位)を見れば、ヤマモトがMLBに来ても同じような、ないしはそれ以上の支配力を発揮しても驚かないだろう」
そのうえで、「ヤマモトの日本での成績や持ち球は、オオタニ、センガ、ユウ・ダルビッシュ、マサヒロ・タナカなどMLBで成功した日本人投手と比較しても全く遜色ない」と強さを強調し、「ヤマモトが結局どこの球団に行くことになるのか、そして来年ヨーヨーカーブでメジャーリーガーを圧倒するのを見るのが楽しみだ」と胸を躍らせた。
多くの関係者から熱視線が注がれる山本。果たして彼はどんな決断を下すのか?
構成●THE DIGEST編集部
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今シーズン20試合に登板し、14勝5敗、防御率1.26と好スタッツを残す右腕。史上最多タイとなる3年連続の沢村賞、さらには投手4冠の可能性を十分に秘めている彼は、サイ・ヤング賞を3度受賞したボストン・レッドソックスのレジェンドと類似していると伝える。
「ヤマモトは決して恵まれた体格ではないが(178センチ/80キロ)、それに惑わされてはいけない。ペドロ・マルティネスに似ており、90マイル後半の速球に加え、非の打ち所がないオフスピードボールを組み合わせ、高度な投球感覚を持っている」
そして「個人的に好きなのは、私が“ヨーヨー”と名付けた独特のカーブだ。彼のカーブを見れば、その名前の由来が良く分かる。まるでヨーヨーのようにカーブを放つのだ!非常に珍しく、効果的な球種である」と称えたうえで、25歳の活躍に期待を寄せた。
「今季のコウダイ・センガの即戦力ぶり(防御率NL3位、1試合あたりの奪三振数NL4位)を見れば、ヤマモトがMLBに来ても同じような、ないしはそれ以上の支配力を発揮しても驚かないだろう」
そのうえで、「ヤマモトの日本での成績や持ち球は、オオタニ、センガ、ユウ・ダルビッシュ、マサヒロ・タナカなどMLBで成功した日本人投手と比較しても全く遜色ない」と強さを強調し、「ヤマモトが結局どこの球団に行くことになるのか、そして来年ヨーヨーカーブでメジャーリーガーを圧倒するのを見るのが楽しみだ」と胸を躍らせた。
多くの関係者から熱視線が注がれる山本。果たして彼はどんな決断を下すのか?
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