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プロ野球

山本由伸が2年連続ノーノー達成! 3回から記録意識も「ロッカーに戻った時にラオウさんが...」と“快挙の裏話”を明かす

THE DIGEST編集部

2023.09.09

昨年に続き今年もノーノーを達成した山本由伸。(C)THE DIGEST写真部

昨年に続き今年もノーノーを達成した山本由伸。(C)THE DIGEST写真部

 9月9日、オリックスの山本由伸がZOZOマリンで行なわれたロッテ戦で、2年連続2度目のノーヒットノーランを達成した。2年連続で同偉業は史上3人目、2リーグ制に分かれてからは初の快挙である。

【動画】2年連続ノーノー達成!山本由伸のピッチングをチェック

 力のあるストレート、急降下するフォーク、さらにはカーブで打者を翻弄した山本は、6回先頭の安田尚憲に四球を与えるまで一人のランナーも許さなかった。だがその後、隙を与えることなく、8回にはギアが上がり3者連続三振を披露。9回2死から死球を出すも、最後まで一人で投げ切った。

 記録は、102球を投げ、被安打0、8奪三振、与四死球2、無失点だった。

 歴史的な快投を見せた25歳は、「最後の一人までドキドキだったので、とりあえずホッとしてます。9回マウンドに上がるときから凄い歓声だったので、気持ちよく投げれました。ありがとうございます」と喜びを口にした。
 
 そして「立ち上がりからテンポ良く行けた。ランナー出していなかったのも気づいてましたけど、途中でフォアボール出しちゃったので切り替えて、リードを守ろうと投げた結果、良い結果が出て良かったです」と振り返った。

「(記録の意識は)とりあえず3回くらいに意識して...(笑)」と明かした日本のエースは、試合中の裏話をこう明かした。

「ロッカーに戻った時にラオウ(杉本裕太郎)さんが『お前、完全試合を意識するなよ』って、一人ホームランを打って、気持ちよくなっていたので、そのせいでフォアボールが出ちゃいました(笑)」

 プロ野球史に名を刻んだ山本は、「嬉しいですし、もっともっと頑張ってフォアボール出さないように高みを目指して頑張ります」と謙虚に語った。

構成●THE DIGEST編集部

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