MLB

「新人賞の可能性は非常に高い」米記者が11勝目のメッツ千賀滉大を絶賛!「CY賞候補者としても考慮されなければならない」

THE DIGEST編集部

2023.09.15

6回を投げて無失点と好投した千賀。(C)Getty Images

 現地9月14日、ニューヨーク・メッツの千賀滉大は本拠地シティ・フィールドでのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。6回103球を投げて被安打2、10奪三振、無失点で11勝目を挙げた。

【動画】ダイヤモンドバックス戦で見せた千賀の奪三振ショー!

 初回に3番のトミー・ファムに左前打を打たれたが、続く4番のクリスチャン・ウォーカーを見逃し三振に仕留め、4人でダイヤモンドバックスの攻撃を終わらせた。2回から5回にかけては、いずれも3人で打ち取る完璧な投球を見せた。

 6回には安打と暴投、2つの四球で2死満塁のピンチを迎えた千賀だったが、4番のウォーカーを中飛に抑えて無失点で切り抜けた。千賀は103球に達した6回をもって2番手のフィル・ピックフォードにマウンドを譲っている。千賀の好投もあってメッツは11対1でダイヤモンドバックスに勝利。米メディアは千賀の投球を絶賛した。
 
『MLB.com』のビル・ラドソン記者は、「立ち上がりから素晴らしい投球だった。6回を投げて被安打2、四球2、10奪三振で無失点。二桁奪三振は5度目だ」と千賀の活躍に触れ、「これで防御率は3.07から2.95へ。ブレイク・スネル(パドレス)、ジャスティン・スティール(カブス)、ゲリット・コール(ヤンキース)、ソニー・グレイ(ツインズ)と並び、防御率3点を下回るひとりとなった」と称えた。

 さらに「センガの仕事ぶりを見れば、ナ・リーグ新人賞の可能性は非常に高い。しかし、それ以上にリーグのサイ・ヤング賞の候補者としても考慮されなければいけない」とMLB1年目の日本人投手を絶賛している。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】元猛虎戦士・藤浪晋太郎が古巣の18年ぶりリーグVを祝福! 岡田監督の"アレ封印"に鋭いツッコミ!? 「次は『ソレ』よ。おーん。」

【関連記事】「大観衆4万2648人の前で歓喜の涙!」阪神18年ぶりのリーグ優勝に韓国メディアも興味津々!「優勝請負人が期待に応えた」

【関連記事】相次ぐ"誹謗中傷"に選手会が対応!「複数の弁護士によるチームを立ち上げ...」と進捗報告にファンも「どんどんやって下さい!」と支持
NEXT
PAGE
【動画】ダイヤモンドバックス戦で見せた千賀の奪三振ショー!

RECOMMENDオススメ情報