オリックス・バファローズのエース、山本由伸のMLB移籍が現実味を帯びてきている。ニューヨークの放送局『SNY』は９月15日、複数の関係者からの情報として山本の代理人を、『ワッサーマン』社のジョエル・ウルフ氏が務めると報じた。

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　ウルフ氏はニューヨーク・メッツの千賀滉大の代理人を務めている人物。昨オフの千賀に続いて、日本人投手をMLBに送り込むかもしれない。同メディアによるとウルフ氏は、山本に関するコメントを拒否したと伝えている。

　山本を巡っては、MLBの多くの球団が興味を示している。ノーヒットノーランを達成した９月９日の千葉ロッテマリーンズ戦では、MLB29球団のスカウトが視察したと言われ、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンが直接視察した。
  　同メディアは、山本の次の登板試合（16日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦）にヤンキースのティム・ネーリング副社長も視察に訪れると報道。「ネーリング副社長はキャッシュマンGMが最も信頼する評価者。シニアアドバイザーのオマール・ミナヤ氏、スカウティングディレクターのマット・デイリー氏に続いて、ヤンキース幹部が山本をチェックする」と伝えた。

　また、次回の山本の登板日には「シカゴ・カブスのジェド・ホイヤーGMに加えてもうひとりの“正体不明のGM”もスカウティングに訪れる」と伝えている。日米のシーズンが佳境に向かうなか、山本の“移籍の噂”は連日のように大きな話題となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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