シカゴ・カブスの鈴木誠也が現地時間９月19日、本拠地リグリー・フィールドでのピッツバーグ・パイレーツ戦に「４番・ライト」で先発出場。19号ソロを含む４打数３安打１打点の大活躍で、チームの14－１の大勝に貢献した。

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　第１打席で四球を選んで出塁した鈴木は、４-１と３点リードで迎えた第３打席。１死走者なしの場面で、相手２番手クイン・プリ―スターの投じた３球目のスライダーを強振。打球角度31度で高々と舞い上がった打球は、左中間スタンドに吸い込まれた。

　３試合ぶりに生まれた鈴木の一発には、地元メディア『BLEACHER NATION』がX（旧ツイッター）で即座に反応。「セイヤがとんでもない打球を月にぶつけたぞ！」と綴り、鈴木の”ムーンショット”を速報すると、「セイヤ・スズキが402フィートを記録」と題した記事を公式サイトで掲載。「鈴木誠也が打球を消し去った。打ち出し角度31度で、時速105.4マイル（約170キロ）で放たれた打球は、まさに美しいものだ。非常に審美的に優雅なホームランだ」と大きな放物線を描いたアーチを絶賛している。

　鈴木の活躍もありパイレーツに大勝したカブスは、連敗を５で止め、ナ・リーグのワイルドカード争いの３位に踏みとどまっている。プレーオフ進出へ熾烈な争いが続く。

構成●THE DIGEST編集部
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