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カブス・鈴木誠也、連日の安打で勝利に貢献!「正真正銘のスターのようにプレー」と米地元メディア絶賛

THE DIGEST編集部

2023.09.24

23日のロッキーズ戦でも1安打を放った鈴木。(C)Getty Images

 現地9月23日、シカゴ・カブスは本拠地でコロラド・ロッキーズと対戦して6対3で勝利した。カブスの鈴木誠也は「5番・右翼」で出場して4打数1安打。20号本塁打を含む4打数3安打を活躍した前日に続いて、チームの連勝に貢献した。

【動画】現地9月23日に鈴木が放った中前安打をチェック!

 2対3と1点を追う6回だった。先頭打者としてボックスに入った鈴木は、3球目を中前にはじき返して出塁。7番クリストファー・モレルの三ゴロの間に2塁に進むと、8番ヤン・ゴームズの適時打で鈴木がホームを踏んで、カブスは3対3の同点に追いついた。

 7回に1点を加えて逆転したカブスは、8回には2点を追加して快勝。地元シカゴのスポーツメディア『Sports Mockery』は9月23日、「正真正銘のスターのようにプレー」と、連日のように安打を重ねる鈴木に注目する記事を配信した。
 
「7月にコディ・ベリンジャーがカブスを引っ張ったのは間違いないが、8月9日以降に限ると、ベリンジャーは鈴木に及ばない。スズキがチームの首位打者だ」として、同メディアは8月9日以降(現地22日時点)の主要打者の成績を以下のように掲載した。

鈴木誠也:190wRC+、2.3fWAR、.353/.407/.700
ニコ・ホーナー:116wRC+、1.5fWAR、.314/.392/.373
イアン・ハップ:115wRC+、0.9fWAR、.252/.335/.458
コディ・ベリンジャー:112wRC+、0.8fWAR、.266/.310/. 500
ダンズビー・スワンソン: 83wRC+、0.9fWAR、.226/.297/.374

「この期間中、鈴木は150打数53安打を放ち、その53安打のうち半分以上の27本が長打(11本塁打、13二塁打、3三塁打)だ。一時は、先発を外れるなど不振に陥ったのが信じられないほどの好転ぶりだ」

 傑出した鈴木の成績は「wRC+」(Weighted Runs Created Plus=各打者の攻撃の価値を打率や出塁率だけでなく、試合状況や球場の違いなどを含めて総合的に算出した数値で、リーグ平均は「100」とされる)にも現われてる。

「スズキが8月9日から9月22日に記録した190wRC+は、MLB全打者の中で2位にランクする。過去6週間で196wRC+を記録したロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツに次ぐ数字だ」

 プレーオフ出場を争うカブスにとって、鈴木の打撃力は欠かせないものになっている。

構成●THE DIGEST編集部

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