今オフにFAを迎えるロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平を巡って、各メディアはさまざまな報道を行なってる。米スポーツメディア『FanSided』のスペイン語版は９月24日、「2024年にショウヘイ・オオタニと契約する可能性が最も高いのはどのチームか？」と題した記事を配信した。

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「ア・リーグのMVPに最も近い二刀流は肘を手術したものの、FA市場で人気を博している。とくにニューヨーク・ヤンキースとボストン・レッドソックスが注目している」

　同メディアは「最近の移籍の噂が本当なら」と断ったうえで、「MLBで伝統のある両球団は苦境を迎えており、2023年の失敗を好転させるために、冬にインパクトのある動きが必要になる」として、ヤンキースとレッドソックスの争奪戦が起こるだろうと伝えた。
  　また、『New York Post』のMLBコラムニスト、ジョン・ヘイマン氏の「オオタニは肘を負傷しても、我々は依然として５億ドルの契約を想定している。彼は23年のMLBで最高の打者。彼の持つ素晴らしい才能の半分はしばらく見られないが、あるMLB幹部が言うように『彼はまだショウヘイ・オオタニだ』」というコメントを引用し、「オオタニは肘の手術を受けたばかりで24年に投げることはできないが、それでも両球団は彼の打撃の才能が打線復活に役立つと考えている」とも記している。

　ニューヨークもボストンも東海岸の球団だ。大谷はアナハイムと同じ西海岸を希望しているという噂もあるが、同メディアは「東側への移住にも前向きで、西海岸と条件は対等」という見解を示し、「あとは本人が経済的オファーを選ぶのか、フィーリングを選ぶのか」と話をまとめた。

　大谷の移籍先を巡る報道では、ロサンゼルス・ドジャースやニューヨーク・メッツをはじめ、さまざまな球団名が日替わりで出ている状況だ。

構成●THE DIGEST編集部

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