米紙『The Athletic』の名物記者、ケン・ローゼンタール氏が９月26日、ポッドキャスト番組『Foul Territory』でロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平の移籍について語った。

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　ローゼンタール記者が移籍先候補として名前を挙げたのが、ロサンゼルス・ドジャース、ニューヨーク・メッツ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、テキサス・レンジャーズ、シアトル・マリナーズの５チーム。

　そのなかで最有力としたのが、ロサンゼルス・ドジャースだ。「ドジャースは長らく本命視されている。少なくとも我々が間違いなく移籍先の候補に挙がると考えているチームだ」と語った。

　ドジャースはエンジェルスの本拠地アナハイムに近く、さらに昨冬に散財しなかったため、今オフに大谷に資金を投入すると見られている。また、ドジャースは大谷が望む“勝てるチーム”でもあり本命説は根強い。
  　対抗馬にはニューヨーク・メッツの名前を挙げている。「メッツを除外することはできない。（オーナーの）スティーブ・コーエンがオオタニを見送るとは考えられないからだ」

　コーエンの莫大な資金力は、オフの移籍市場を見通すうえで無視できない要素。MLB市場最大規模のオファーを送る可能性が考えられており、大谷にはその価値が十分にあると考えられているようだ。

　さらに可能性があるチームとして、ジャイアンツ、レンジャーズ、マリナーズの名前を挙げている。「それでも最終的には、ロサンゼルス対ニューヨークになると思っている。つまりドジャース対メッツだ」とローゼンタール記者は語った。

　獲得の噂が報じられているヤンキースについては、「すでに3500万ドルの選手を２人保有しているから、これ以上のことをやるとは思えない」とコメントした。

構成●THE DIGEST編集部

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