現地９月25日のテキサス・レンジャーズ戦にも敗れたロサンゼルス・エンジェルス。70勝87敗と借金は今季ワーストの17を数え、ア・リーグ西地区の４位に沈んでいる。

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　こうした状況のなか、米スポーツメディア『Sports Illustrated』は９月25日、エンジェルスのフィル・ネビン監督とペリー・ミナシアンGMの進退に注目した記事を配信した。

「エンジェルスの今シーズンは、非常にフラストレーションが多かった。今オフに大きな変化があるかもしれない。ポストシーズンをまたしても逃したことで、組織は新しい人材を採用する可能性がある」と、ネビン監督とミナシアンGMが退団するシナリオを示唆した。

　同メディアは『MLB insider』のロバート・マレー氏のコメント、「エンジェルスは新しい監督を連れてくると思う」を引用し、「精彩を欠いたシーズンをおくったネビン監督は、おそらく別の仕事を探すことになる」と伝えた。
  　ミナシアンGMについては、「2020年11月に就任して以来、その手腕には依然として大きな疑問がある」として退団の可能性を指摘しながらも、「事態を収拾するためにエンジェルスに残る可能性がある」と、残留の見込みがゼロではないと報じた。

　大谷翔平やマイク・トラウトを擁しながら、今シーズンも2014年以来のプレーオフ進出を果たせなかったエンジェルス。今シーズン終了後には大谷がFAで退団するとも言われており、監督やGMの人事を含め、今オフには大きな動きが続出するかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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