2019総括と平行して、全12球団の主力選手の一年を5段階(A~E)の通信簿形式で振り返っていく。成績だけでなく各選手の期待値込みで採点しているので、みなさんも想像しながら読み進めてほしい。
※A=よくできました、B=まずまずです、C=可もなく不可もなく、D=がんばりましょう、E=もっとがんばりましょう
◆ ◆ ◆
【投手】
●西勇輝
[試合]26 [勝敗]10-8 [防御率]2.92
[投球回]172.1 [奪三振]112
評価:よくできました(A)
FA移籍1年目のプレッシャーに負けず、チーム最多の投球回をこなして防御率2点台。月間MVPを2度受賞するなど、メッセンジャーを欠いた先発投手陣の中心的存在となった。
●青柳晃洋
[試合]25 [勝敗]9-9 [防御率]3.14
[投球回]143.1 [奪三振]100
評価:よくできました(A)
先発数とイニング数は、ともにチームでは西に次ぐ数字。課題の制球難が改善されたことが安定感に直結した。9月に3勝を挙げて初の2ケタ勝利に迫ったが、わずかに1勝及ばず。
●髙橋遥人
[試合]19 [勝敗]3-9 [防御率]3.78
[投球回]109.2 [奪三振]125
評価:まずまずです(B)
7月終了時点で防御率2.02(10先発)。8月以降は打ち込まれる試合が目立ったが、自慢の快速球を武器にエースの資質を十分示した。プロ3年目の来季こそ本格開花が期待される。
●ガルシア
[試合]21 [勝敗]6-8 [防御率]4.69
[投球回]103.2 [奪三振]79
評価:がんばりましょう(D)
中日で大活躍した昨季から一転、8月までは背信投球続き。もっとも、基本的な投球内容はそう変わっておらず、両チームの内野守備力の差が出た面も。終盤は救援で好投した。
●メッセンジャー
[試合]14 [勝敗]3-7 [防御率]4.67
[投球回]79.0 [奪三振]55
評価:おつかれさまでした(―)
数々の外国人記録を打ち立てた好漢も、右肩の故障には勝てず引退を決意。NPB通算100勝にはあと2勝及ばなかった。最後は甲子園での感動的なセレモニーでファンに別れを告げた。
●島本浩也
[試合]63 [勝敗]4-0 [ホールド]11
[防御率]1.67 [投球回]59.1 [奪三振]60
評価:よくできました(A)
プロ9年目にして初めて一軍に定着し、育成入団では球団史上初となる60試合登板を達成。特に7月以降は31登板で自責点ゼロと安定感抜群の投球でCS進出に大きく貢献した。
★投のMVP★
●ジョンソン
[試合]58 [勝敗]2-3 [ホールド]40
[防御率]1.38 [投球回]58.2 [奪三振]91
評価:よくできました(A)
威力十分の速球とパワーカーブを武器にセットアップとしてフル回転。中継ぎ部門ファン投票1位で球宴にも選ばれたが、夫人の出産立ち合いなどでCSは登板がないまま終わり、メジャー復帰が決定的な情勢。
●藤川球児
[試合]56 [勝敗]4-1 [セーブ]16
[防御率]1.77 [投球回]56.0 [奪三振]83
評価:よくできました(A)
シーズン途中から抑えを任され、日本復帰後では初の2ケタセーブ。制球は荒れ気味だったものの、39歳にして奪三振率13.34は驚異の一言で、巨人戦は10試合で無失点に封じた。
●ドリス
[試合]56 [勝敗]5-4 [セーブ]19
[防御率]2.11 [投球回]55.1 [奪三振]50
評価:可もなく不可もなく(C)
4月に外国人投手では球団歴代最多の通算81セーブ目を挙げたが、交流戦から救援失敗が相次ぎ、一時は二軍降格も。最終成績は申し分ないが、印象度ではいまひとつだった。
●岩崎優
[試合]48 [勝敗]3-0 [ホールド]26
[防御率]1.01 [投球回]53.2 [奪三振]58
評価:よくできました(A)
5月にインフルエンザA型を発症して1ヵ月半近く離脱したものの、防御率1.01は50投球回以上の救援投手では両リーグベスト。ポーカーフェイスで淡々とアウトを積み上げた。
※A=よくできました、B=まずまずです、C=可もなく不可もなく、D=がんばりましょう、E=もっとがんばりましょう
◆ ◆ ◆
【投手】
●西勇輝
[試合]26 [勝敗]10-8 [防御率]2.92
[投球回]172.1 [奪三振]112
評価:よくできました(A)
FA移籍1年目のプレッシャーに負けず、チーム最多の投球回をこなして防御率2点台。月間MVPを2度受賞するなど、メッセンジャーを欠いた先発投手陣の中心的存在となった。
●青柳晃洋
[試合]25 [勝敗]9-9 [防御率]3.14
[投球回]143.1 [奪三振]100
評価:よくできました(A)
先発数とイニング数は、ともにチームでは西に次ぐ数字。課題の制球難が改善されたことが安定感に直結した。9月に3勝を挙げて初の2ケタ勝利に迫ったが、わずかに1勝及ばず。
●髙橋遥人
[試合]19 [勝敗]3-9 [防御率]3.78
[投球回]109.2 [奪三振]125
評価:まずまずです(B)
7月終了時点で防御率2.02(10先発)。8月以降は打ち込まれる試合が目立ったが、自慢の快速球を武器にエースの資質を十分示した。プロ3年目の来季こそ本格開花が期待される。
●ガルシア
[試合]21 [勝敗]6-8 [防御率]4.69
[投球回]103.2 [奪三振]79
評価:がんばりましょう(D)
中日で大活躍した昨季から一転、8月までは背信投球続き。もっとも、基本的な投球内容はそう変わっておらず、両チームの内野守備力の差が出た面も。終盤は救援で好投した。
●メッセンジャー
[試合]14 [勝敗]3-7 [防御率]4.67
[投球回]79.0 [奪三振]55
評価:おつかれさまでした(―)
数々の外国人記録を打ち立てた好漢も、右肩の故障には勝てず引退を決意。NPB通算100勝にはあと2勝及ばなかった。最後は甲子園での感動的なセレモニーでファンに別れを告げた。
●島本浩也
[試合]63 [勝敗]4-0 [ホールド]11
[防御率]1.67 [投球回]59.1 [奪三振]60
評価:よくできました(A)
プロ9年目にして初めて一軍に定着し、育成入団では球団史上初となる60試合登板を達成。特に7月以降は31登板で自責点ゼロと安定感抜群の投球でCS進出に大きく貢献した。
★投のMVP★
●ジョンソン
[試合]58 [勝敗]2-3 [ホールド]40
[防御率]1.38 [投球回]58.2 [奪三振]91
評価:よくできました(A)
威力十分の速球とパワーカーブを武器にセットアップとしてフル回転。中継ぎ部門ファン投票1位で球宴にも選ばれたが、夫人の出産立ち合いなどでCSは登板がないまま終わり、メジャー復帰が決定的な情勢。
●藤川球児
[試合]56 [勝敗]4-1 [セーブ]16
[防御率]1.77 [投球回]56.0 [奪三振]83
評価:よくできました(A)
シーズン途中から抑えを任され、日本復帰後では初の2ケタセーブ。制球は荒れ気味だったものの、39歳にして奪三振率13.34は驚異の一言で、巨人戦は10試合で無失点に封じた。
●ドリス
[試合]56 [勝敗]5-4 [セーブ]19
[防御率]2.11 [投球回]55.1 [奪三振]50
評価:可もなく不可もなく(C)
4月に外国人投手では球団歴代最多の通算81セーブ目を挙げたが、交流戦から救援失敗が相次ぎ、一時は二軍降格も。最終成績は申し分ないが、印象度ではいまひとつだった。
●岩崎優
[試合]48 [勝敗]3-0 [ホールド]26
[防御率]1.01 [投球回]53.2 [奪三振]58
評価:よくできました(A)
5月にインフルエンザA型を発症して1ヵ月半近く離脱したものの、防御率1.01は50投球回以上の救援投手では両リーグベスト。ポーカーフェイスで淡々とアウトを積み上げた。