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MLB

米メディア選定の「FA市場の注目選手TOP10」、1位に大谷翔平、2位に山本由伸がランクイン「MLB史上最高額の契約を勝ち取るはず」

THE DIGEST編集部

2023.10.04

日本代表としてWBCを戦った大谷(左)と山本(右)の去就が、大きな注目を集めている。写真:THE DIGEST写真部

日本代表としてWBCを戦った大谷(左)と山本(右)の去就が、大きな注目を集めている。写真:THE DIGEST写真部

 米スポーツメディア『The Sporting News』は10月2日、今オフの注目FA選手トップ10を発表し、1位にロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平を、2位にオリックスの山本由伸を選んだ。

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「ショウヘイ・オオタニはFAの見出しのほとんどを占めるだろう。来シーズン、どのチームを選択するのかは、これまでのFAにはなかった世界的な意味を持つ。右肘の手術が盛り上がりに水を差した形だが、それでもMLB史上最高額の契約を勝ち取るはず。楽しみだ」

 大谷をこう評した同メディアは、有力な移籍先のベスト3に、ロサンゼルス・ドジャース、シアトル・マリナーズ、ニューヨーク・メッツを挙げている。
 
 2位には山本を挙げた。「日本で非常に優れた成績を収めている。参考までにメッツのコウダイ・センガが日本で投げた最後の3年と、ヤマモトの直近3年の成績を比べてみよう」と、両者の成績を比較した。

千賀(27~29歳)
2020年:防御率2.20、10.9K/9、1.176WHIP
2021年:防御率2.67、9.4K/9、1.051WHIP
2022年:防御率1.89、9.7K/9、1.041WHIP

山本(22~24歳)
2021年:防御率1.39、9.6K/9、0.847WHIP
2022年:防御率1.68、9.6K/9、0.927WHIP
2023年:防御率1.21、9.1K/9、0.866WHIP

「センガはメッツ1年目の今シーズンに素晴らしい活躍を見せ、失望の多かったメッツの中で数少ない光明となった。これがヤマモトが2位にいる理由だ。ヤマモトはセンガよりも若く、しかもそれ以上の成績を期待できる」

 このように山本を評価したうえで、メッツ、ニューヨーク・ヤンキース、ボストン・レッドソックスを有力な移籍先のベスト3に挙げた。

 3位にはアーロン・ノラ(フィラデルフィア・フィリーズ)、4位にはブレイク・スネル、5位にはジョシュ・ヘイダー(いずれもサンディエゴ・パドレス)が入り、6位から10位には、コディ・ベリンジャー(シカゴ・カブス)、エデュアルド・ロドリゲス(デトロイト・タイガース)、マット・チャップマン(トロント・ブルージェイズ)、ソニー・グレイ(ミネソタ・ツインズ)、ジョーダン・モンゴメリー(テキサス・レンジャーズ)を選んでいる。

構成●THE DIGEST編集部

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