27歳のクローザーにもいよいよメジャー挑戦の時が訪れたのだろうか。
今シーズン中に海外FA権を取得した楽天ゴールデンイーグルスの松井裕樹の去就が国内外で注目されている。10月10日に今季の日程を終えた楽天で、松井は最終戦となった千葉ロッテマリーンズ戦で最後にマウンドに登った。試合は0対5で敗れたものの、プロ10年目のシーズン、59試合目となった登板で打者3人をアウトに打ち取っている。
【画像】オオタニ、トラウトだけじゃない! 各国のスタープレーヤーを一挙紹介!! 今季の戦いを終えた松井に対して、試合終了直後よりファン、メディアは来季の去就についての関心が高まることに。また、39セーブをマークし、自身3度目の最多セーブタイトルも獲得するなど、若くして十分な実績を積んだ左腕には当然、海の向こうでもオフシーズンの話題の中心に位置づけられている。
米メディア『FanNation』は現地時間10月11日、日本国内の報道などを交えながら、今オフでの松井のメジャー移籍が有力と報じた。
「日本のエリートクローザー、ユウキ・マツイがFAでMLB契約を目指す」と銘打たれたトピックの中で同メディアは「ボストン・レッドソックス、ニューヨーク・ヤンキース、シカゴ・カブスなどが、日本で通算236セーブを挙げたマツイに興味を示している」と米球界の反応を紹介。
また「10月30日に28歳になるマツイは、東北楽天ゴールデンイーグルスに10年間在籍しており、ポスティングシステムの対象外である」とFAでの移籍となることも説明しながら、松井の投手としての特徴にも言及している。
「身長178センチ、球速は91マイルから93マイルであり、伝統的なアメリカのクローザーの型にはハマらない。3月のワールド・ベースボール・クラシックでは、日本代表として1.0イニングを無失点に抑えたが、大会中はMLBのボールへの適応に苦しんだと伝えられている」
その一方で、松井の大きな武器である変化球には「フォークボールとスライダーで高い評価を得ており、速球の球速に対する懸念は和らいでいる」と評しており、「マツイは奪三振率でもNPBの常にリーダーの一人だ」とパフォーマンスの高さを強調。
他にも代理人についても「フィラデルフィア・フィリーズ、アリゾナ・ダイヤモンドバックス、ワシントン・ナショナルズでゼネラル・マネージャー補佐を務めていたWMEのブライアン・ミニティ」と説明するなど、渡米への準備が進んでいることも伝えている。
史上最速での200セーブを達成するなど球史に名を刻むクローザーとして君臨した松井。国内外球団による争奪戦激化も予想される中、その動向には今後、さらに視線が注がれることになりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「8月には実質的にシーズンを終えた」メジャー公式がエンジェルスの2023年を総括「チームに多くの疑問がある」と来季への問題点も指摘!
【関連記事】FAの大谷翔平に対してエンジェルスは「自分たちが最高の着地点だと示すのは難しいだろう」と米メディア指摘
【PHOTO】大谷翔平が魅せる喜怒哀楽の厳選ショットを公開!(Part1)
今シーズン中に海外FA権を取得した楽天ゴールデンイーグルスの松井裕樹の去就が国内外で注目されている。10月10日に今季の日程を終えた楽天で、松井は最終戦となった千葉ロッテマリーンズ戦で最後にマウンドに登った。試合は0対5で敗れたものの、プロ10年目のシーズン、59試合目となった登板で打者3人をアウトに打ち取っている。
【画像】オオタニ、トラウトだけじゃない! 各国のスタープレーヤーを一挙紹介!! 今季の戦いを終えた松井に対して、試合終了直後よりファン、メディアは来季の去就についての関心が高まることに。また、39セーブをマークし、自身3度目の最多セーブタイトルも獲得するなど、若くして十分な実績を積んだ左腕には当然、海の向こうでもオフシーズンの話題の中心に位置づけられている。
米メディア『FanNation』は現地時間10月11日、日本国内の報道などを交えながら、今オフでの松井のメジャー移籍が有力と報じた。
「日本のエリートクローザー、ユウキ・マツイがFAでMLB契約を目指す」と銘打たれたトピックの中で同メディアは「ボストン・レッドソックス、ニューヨーク・ヤンキース、シカゴ・カブスなどが、日本で通算236セーブを挙げたマツイに興味を示している」と米球界の反応を紹介。
また「10月30日に28歳になるマツイは、東北楽天ゴールデンイーグルスに10年間在籍しており、ポスティングシステムの対象外である」とFAでの移籍となることも説明しながら、松井の投手としての特徴にも言及している。
「身長178センチ、球速は91マイルから93マイルであり、伝統的なアメリカのクローザーの型にはハマらない。3月のワールド・ベースボール・クラシックでは、日本代表として1.0イニングを無失点に抑えたが、大会中はMLBのボールへの適応に苦しんだと伝えられている」
その一方で、松井の大きな武器である変化球には「フォークボールとスライダーで高い評価を得ており、速球の球速に対する懸念は和らいでいる」と評しており、「マツイは奪三振率でもNPBの常にリーダーの一人だ」とパフォーマンスの高さを強調。
他にも代理人についても「フィラデルフィア・フィリーズ、アリゾナ・ダイヤモンドバックス、ワシントン・ナショナルズでゼネラル・マネージャー補佐を務めていたWMEのブライアン・ミニティ」と説明するなど、渡米への準備が進んでいることも伝えている。
史上最速での200セーブを達成するなど球史に名を刻むクローザーとして君臨した松井。国内外球団による争奪戦激化も予想される中、その動向には今後、さらに視線が注がれることになりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「8月には実質的にシーズンを終えた」メジャー公式がエンジェルスの2023年を総括「チームに多くの疑問がある」と来季への問題点も指摘!
【関連記事】FAの大谷翔平に対してエンジェルスは「自分たちが最高の着地点だと示すのは難しいだろう」と米メディア指摘
【PHOTO】大谷翔平が魅せる喜怒哀楽の厳選ショットを公開!(Part1)
関連記事
- 山本由伸だけじゃない!? MLB公式が「今オフ入団するかもしれない日本人」を大胆予想! 今永昇太、松井裕樹の名も!
- 田中も浅村も則本も松井も放出してチーム再建へ...もし楽天がMLB流の主力途中トレードを敢行したらどんな交換要員を獲得できる?<SLUGGER>
- 「トラウトは退団を望んでいない」「レンドーンとともに2人の健康が成功の鍵になる」エンジェルス専門メディアが来季を展望
- 「ヤンキースはオオタニの獲得に動かない」米メディアが大谷翔平の去就に言及「二刀流を巡ってはドジャースとメッツが入札競争を…」
- ソフトバンク、日本ハムは即戦力投手、西武、ロッテは将来の主砲候補を狙うべき?【2023ドラフトで狙うべき選手:パ・リーグ】<SLUGGER>