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「ベッツ、オオタニらは金メダルを狙うだろうか?」ロス五輪での野球復活に地元紙が反応! 招致委員長は自信「リーグ、選手も興奮しているに違いない」

THE DIGEST編集部

2023.10.17

ベッツ(左)や大谷(右)のロス五輪出場はあるのだろうか。(C)Getty Images

 現地10月16日、国際オリンピック委員会(IOC)は、インド・ムンバイの総会で投票を実施し、2028年に開催されるロサンゼルス五輪の追加競技として、21年の東京五輪以来2大会ぶりに野球・ソフトボールを復活させると発表。フラッグフットボール、クリケット、ラクロス、スカッシュと合わせ、5競技の採用が承認された。

 これを受け、地元紙『Los Angeles Times』は、「MLBスターが金メダルを目指すだろうか?」との見出しで記事を掲載。「南カリフォルニアのファンは、疑問を1つや2つ抱いているかもしれない」と書き始め、「ムーキー・ベッツは金メダルを狙うだろうか?ショウヘイ・オオタニはどうか?」と人気選手の名前を並べている。

 記事によれば、米ロサンゼルス招致委員会のケイシー・ワッサーマン委員長は、「MLB、選手会と素晴らしい話し合いができた。リーグや選手も出場機会に興奮しているに違いない」と言及。まだメジャーリーガーが参加するかは決まっていないが、「(MLBとの)革新的な協力関係に乗り出すのが楽しみだ」と心境を口にしたという。
 
 ただ、五輪期間がシーズンと重なる点にも触れた同紙。米メディア『The Athletic』のエヴァン・ドレリッチ氏によると今年7月、MLBと選手会から野球・ソフトボール復帰を支持する書簡が送付されたようだが、「MLB側としては、7月下旬から8月上旬の2週間にわたる中断を望んでいないかもしれない」と分析している。

 一方、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏は、野球の五輪復活に対して、「このスポーツが世界的に成長し続けるために重要な進展だ」と前向きなコメント。しかし、選手派遣の姿勢について同紙は、「曖昧なままだ」と指摘しており、「MLB選手が参加しない場合も、競技がどこで開催されるかという疑問は残る」とも続けていた。

構成●THE DIGEST編集部

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