楽天のクローザー、松井裕樹がMLBから大きな注目を集めている。米メディア『FanNation』のサンディエゴ・パドレス専門サイト『Inside The Padres』は10月15日、パドレスの補強の噂として松井に焦点を当てた記事を配信した。

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「サンディエゴにとって大きな収穫となるだろう」

　ワールドシリーズ制覇を目指した2023年シーズンは、しかしナ・リーグ西地区３位に終わって2022年のようにプレーオフに進むことができなかった。そんな状況で迎える今オフに、クローザーのジョシュ・ヘイダーがFAで退団すると見られており、その後任として松井を狙うという。
  「マツイは来年の開幕時点で28歳となり、MLBに挑戦する意欲に溢れている。パドレスはすでに松井を視察しており、今冬に獲得に動く可能性がある。奪三振率は31.85パーセントと高く、これはMLBでも通用するはずだ。この能力はチームが求めているものであり、ヘイダーが退団するなら、その代役としてチームを助けてくれるだろう」

　松井は海外FA権を取得しており、ポスティング・フィーが必要ない。代理人は、フィラデルフィア・フィリーズ、アリゾナ・ダイヤモンドバックス、ワシントン・ナショナルズでアシスタントGMを歴任したWME社のブライアン・ミニティ氏が務める。

　左腕のクローザーを巡っては、パドレスをはじめ、ボストン・レッドソックス、シカゴ・カブス、ニューヨーク・ヤンキースなど９球団がすでに視察しており、複数球団による争奪戦が展開されそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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