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FA移籍が有力視される大谷翔平が“クオリファイング・オファー”を受ける候補者に選出!MLB公式が報じる

THE DIGEST編集部

2023.10.21

大谷はFA権を行使してエンジェルスから他球団に移籍するとみられている。(C)Getty Images

大谷はFA権を行使してエンジェルスから他球団に移籍するとみられている。(C)Getty Images

 MLB公式サイトは現地10月20日、今オフにクオリファイング・オファー(QO)を受ける有力選手をピックアップし、そのうちのひとりにロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平を選出した。

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 QOとは、オフにFAとなる自軍選手に球団が1年契約を提示すること。年俸は同年のMLB上位125選手の平均額となり、今オフは2050万ドル(約30億円)に設定される。2012年に制度が導入されて以来、QOを受け入れたのは124選手中、わずか13人しかいない。

 MLB公式は大谷について、「前例のない二刀流の快進撃は、右肘を負傷するまで続いた。25年まで投球する姿は見られないが、依然として野球史上最高のFA選手のひとり。23年は打者としてア・リーグトップの44本塁打を放ち、盗塁20、OPSはMLB最高の1.066。投手として10勝、132イニングで167奪三振、防御率3.14といった成績を残して、2度目のリーグMVPを受賞する可能性が高い」と評した。
 
 実際、エンジェルスはFAとなる大谷に対してQOを出すプランがあるという。『Los Angeles Times』紙は現地3日、ペリー・ミナシアンGMの言葉として「オオタニにQOを出すのはほぼ間違いない」と報道。「私たちはショウヘイ・オオタニを愛しているといっても過言ではない。すべてがどうなるか見てみるつもりだ」というGMのコメントも伝えている。

 それでも大谷はFA権を行使して移籍すると見られている。もし大谷がQOを拒否して別のチームと契約した場合、エンジェルスには代償として移籍先の球団から24年のドラフト指名権が与えられる。

構成●THE DIGEST編集部

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