米スポーツメディア『MLB Rumors』がロサンゼルス・ドジャースの補強を展望し、そのなかでロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平に言及した。
【動画】大谷翔平が左中間スタンドに放り込んだ“ノーヘル42号”をチェック!
レギュラーシーズンに100勝を挙げて過去11シーズンで10度のナ・リーグ西地区チャンピオンになりながら、ドジャースは2年連続で地区シリーズ敗退。この結果を受けて同メディアは、「1年前の冬を静かに過ごし、プレーオフが残念な結果に終わった今オフの補強は大規模になる」と見通し、「一番の問題は唯一無二のFA選手、ショウヘイ・オオタニを獲得できるかどうかだ」と続けた。
大谷については、「多くの人たちは、ドジャースが最も可能性の高い着地点と予想している。オオタニは“勝ちたい”と何度も語っており、その点でドジャース行きには説得力が伴う。球団の資金面も問題がなく、西海岸という立地もドジャースの追い風になっている」と状況を説明。「オオタニがドジャースに関心を持っているのかを見極めるのが、球団の優先事項だ。ほかのすべては、その後に続くことになる」と、大谷との契約が何よりも優先されると伝えている。
大谷がドジャースに加入した場合は、DHでの出場になる。そのため今季のDHを務めたJD・マルティネスは自由契約になると予想した。「マルティネスは1年前に1000万ドル(約15億円)で1年契約を結んだ。今オフにフリーとなり、球団がクオリファイング・オファー(QO)を送って再契約する可能性はあるが、しかしそうはならないだろう。QOを受諾した選手は6月15日までトレードできないため、球団はそのリスクを負いたくないはず。DH枠がひとつしかない状況で、マルティネスとオオタニの両方をチームに置くのは不可能だ」と、大谷の加入を見据えた動きであると指摘している。
投手陣に関しては、「オオタニの去就を除けば、今オフ最大の焦点は先発投手になる。23年は投手陣に怪我が続き、フリオ・ウリアスはDV容疑で逮捕。先発の頭数の減少が今季の敗因に挙げられる」として「最大3人の先発投手を獲得するかもしれない」と分析。山本由伸(オリックス)、ブレイク・スネル(パドレス)、ジョーダン・モンゴメリー(レンジャーズ)、アーロン・ノラ(フィリーズ)、さらにはかつて所属した前田健太(ツインズ)やルーカス・ジオリト(ガーディアンズ)といった投手を補強候補に挙げた。
こうした動きがあるため「このオフシーズンは大きなものになりそうだ」とし、「オオタニと契約できるかもしれないし、できないかもしれない。いずれにしてもローテーションとラインアップを強化する必要があるだろう。今オフは1年前とは大きく異なる可能性が高い」と、ドジャースが大きく動くと予見している。
構成●THE DIGEST編集部
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大谷がドジャースに加入した場合は、DHでの出場になる。そのため今季のDHを務めたJD・マルティネスは自由契約になると予想した。「マルティネスは1年前に1000万ドル(約15億円)で1年契約を結んだ。今オフにフリーとなり、球団がクオリファイング・オファー(QO)を送って再契約する可能性はあるが、しかしそうはならないだろう。QOを受諾した選手は6月15日までトレードできないため、球団はそのリスクを負いたくないはず。DH枠がひとつしかない状況で、マルティネスとオオタニの両方をチームに置くのは不可能だ」と、大谷の加入を見据えた動きであると指摘している。
投手陣に関しては、「オオタニの去就を除けば、今オフ最大の焦点は先発投手になる。23年は投手陣に怪我が続き、フリオ・ウリアスはDV容疑で逮捕。先発の頭数の減少が今季の敗因に挙げられる」として「最大3人の先発投手を獲得するかもしれない」と分析。山本由伸(オリックス)、ブレイク・スネル(パドレス)、ジョーダン・モンゴメリー(レンジャーズ)、アーロン・ノラ(フィリーズ)、さらにはかつて所属した前田健太(ツインズ)やルーカス・ジオリト(ガーディアンズ)といった投手を補強候補に挙げた。
こうした動きがあるため「このオフシーズンは大きなものになりそうだ」とし、「オオタニと契約できるかもしれないし、できないかもしれない。いずれにしてもローテーションとラインアップを強化する必要があるだろう。今オフは1年前とは大きく異なる可能性が高い」と、ドジャースが大きく動くと予見している。
構成●THE DIGEST編集部
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