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プロ野球

阪神のドラ1指名・下村海翔ってどんな選手? 小柄ながら安定感抜群、多彩な球種を駆使して確実にゲームを作る好投手

SLUGGER編集部

2023.10.26

最速155キロながら、引き出しの多さで勝負するのが下村の投球スタイルだ。 写真:THE DIGEST写真部

最速155キロながら、引き出しの多さで勝負するのが下村の投球スタイルだ。 写真:THE DIGEST写真部

 10月26日に行われたドラフト会議で、阪神タイガースが下村海翔(青山学院大)を単独1位で指名し、交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

【名前】下村海翔(しもむら・かいと)
【生年月日】2002年3月27日(21歳)
【出身地】兵庫県
【身長/体重】174cm/73kg
【守備位置】投手
【投打】右投右打
【経歴】九州国際大付高→青山学院大

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 今秋の東都リーグ一部では、青山学院大が日大をかわして優勝。その原動力となったのが常広羽也斗(広島1位)と下村のダブルエースだ。

 同じ右投手で最速155キロという共通点はあるが、常広とはタイプが異なる。直球とフォークを主体に三振を奪いまくる常広に対して、下村はカットボールやスライダー、カーブ、チェンジアップとさまざまな球種を総合的に駆使する。特に、左打者の内角に食い込んでいくカットボールは下村の決め球だ。

 クイックや牽制もハイレベルで、小柄ながら馬力もある。また、大学1年時に右ヒジの手術を受けて足踏みしながら、ドラフト1位にまで上り詰めたことからも分かる通り、逆境を乗り越えた経験も持っている。安定感に優れ、確実にゲームを作ってくれる投手として活躍が期待される。

構成●SLUGGER編集部
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