いよいよ今年もドラフトが間近に迫っている。佐々木麟太郎(花巻東高)はプロ志望届を提出しなかったものの、大学生投手を中心に好素材が集結。前回(7月)のランキングから3ヵ月が経ち、最終的にはどのような順位になったのか。まずは50~41位を見ていこう。
▼50位:津田啓史[遊撃手・三菱重工East](前回順位:圏外)
(つだ・けいし/右投右打)
社会人球界で注目を集めている若き大型ショート。横浜高校では1年秋からレギュラーとなり、度会隆輝(ENEOS)と二遊間を組んで活躍した。社会人でも2年目からショートに定着。今年は少し打撃の調子を落としたものの、攻守とも形が良く、大型だが脚力があるのも魅力だ。早くから使える二遊間の選手が欲しい球団にとっては狙い目の選手と言えるだろう。
タイプ診断:#大型ショート
▼49位:蒔田稔[投手・明治大](前回順位:44位)
(まきた・みのる/右投右打/九州学院高)
今年の東京六大学を代表する右腕。昨年秋、今年春と少し調子を落としたものの、この秋は徐々に状態を上げている印象を受ける。大学の先輩である柳裕也(中日)によく似たフォームで縦に腕が振れ、緩急をつける大きなカーブも共通した武器だ。制球力も高く、試合を作る能力が高い。球威が出てくればプロでも先発として期待できるだろう。
タイプ診断:#緩急の使い手 ▼48位:天野京介[投手・愛産大工高](前回順位:43位)
(あまの・きょうすけ/右投右打)
愛知高校球界を代表する本格派右腕。下級生の頃から見違えるほど身体つきが大きくなり、それに比例するように球威も制球力もアップした印象を受ける。ストレートも変化球も両コーナーに投げ分ける制球力の高さは高校生では上位。夏の愛知大会では4回戦で享栄に敗れたものの、初戦では強豪の愛産大三河を相手に13奪三振、3失点完投勝利と実力を見せた。
タイプ診断:#将来性◎
▼47位:古田島成龍[投手・日本通運](前回順位:45位)
(こだしま・せいりゅう/右投右打/取手松陽高→中央学院大)
中央学院大では2年時からエースとして活躍し、4年秋にはチームの日本一に貢献。日本通運でも層の厚い投手陣の中で1年目から主戦に定着し、昨年の日本選手権ではリリーフでフル回転の活躍を見せた。今年の都市対抗は結果を残せなかったものの、それ以外の公式戦では常に安定した投球を披露。数字以上に手元で勢いのあるストレートが武器で制球力も高く、先発もリリーフもできるのも持ち味だ。
タイプ診断:#即戦力候補
▼46位:河内康介[投手・聖カタリナ高](前回順位:圏外)
(かわち・こうすけ/右投右打)
この夏、急上昇してきた高校生右腕。チーム内の不祥事で長く公式戦から遠ざかっていたものの、その間に着実に力をつけて四国を代表する存在となった。悪い癖のないフォームで楽に鋭く腕が振れ、コンスタントに140キロ台中盤をマークするストレートは勢い十分。変化球や走者を背負ってからの投球など細かい課題はまだまだあるものの、素材の良さは大きな魅力だ。
タイプ診断:#赤丸急上昇
▼50位:津田啓史[遊撃手・三菱重工East](前回順位:圏外)
(つだ・けいし/右投右打)
社会人球界で注目を集めている若き大型ショート。横浜高校では1年秋からレギュラーとなり、度会隆輝(ENEOS)と二遊間を組んで活躍した。社会人でも2年目からショートに定着。今年は少し打撃の調子を落としたものの、攻守とも形が良く、大型だが脚力があるのも魅力だ。早くから使える二遊間の選手が欲しい球団にとっては狙い目の選手と言えるだろう。
タイプ診断:#大型ショート
▼49位:蒔田稔[投手・明治大](前回順位:44位)
(まきた・みのる/右投右打/九州学院高)
今年の東京六大学を代表する右腕。昨年秋、今年春と少し調子を落としたものの、この秋は徐々に状態を上げている印象を受ける。大学の先輩である柳裕也(中日)によく似たフォームで縦に腕が振れ、緩急をつける大きなカーブも共通した武器だ。制球力も高く、試合を作る能力が高い。球威が出てくればプロでも先発として期待できるだろう。
タイプ診断:#緩急の使い手 ▼48位:天野京介[投手・愛産大工高](前回順位:43位)
(あまの・きょうすけ/右投右打)
愛知高校球界を代表する本格派右腕。下級生の頃から見違えるほど身体つきが大きくなり、それに比例するように球威も制球力もアップした印象を受ける。ストレートも変化球も両コーナーに投げ分ける制球力の高さは高校生では上位。夏の愛知大会では4回戦で享栄に敗れたものの、初戦では強豪の愛産大三河を相手に13奪三振、3失点完投勝利と実力を見せた。
タイプ診断:#将来性◎
▼47位:古田島成龍[投手・日本通運](前回順位:45位)
(こだしま・せいりゅう/右投右打/取手松陽高→中央学院大)
中央学院大では2年時からエースとして活躍し、4年秋にはチームの日本一に貢献。日本通運でも層の厚い投手陣の中で1年目から主戦に定着し、昨年の日本選手権ではリリーフでフル回転の活躍を見せた。今年の都市対抗は結果を残せなかったものの、それ以外の公式戦では常に安定した投球を披露。数字以上に手元で勢いのあるストレートが武器で制球力も高く、先発もリリーフもできるのも持ち味だ。
タイプ診断:#即戦力候補
▼46位:河内康介[投手・聖カタリナ高](前回順位:圏外)
(かわち・こうすけ/右投右打)
この夏、急上昇してきた高校生右腕。チーム内の不祥事で長く公式戦から遠ざかっていたものの、その間に着実に力をつけて四国を代表する存在となった。悪い癖のないフォームで楽に鋭く腕が振れ、コンスタントに140キロ台中盤をマークするストレートは勢い十分。変化球や走者を背負ってからの投球など細かい課題はまだまだあるものの、素材の良さは大きな魅力だ。
タイプ診断:#赤丸急上昇
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