10月26日に行われたドラフト会議で、中日が外れ１位で草加勝（亜細亜大）を指名し、ロッテとの競合の末に交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

【名前】草加勝（くさか・しょう）
【生年月日】2001年11月21日（21歳）
【出身地】岡山県
【身長／体重】182cm／75kg
【守備位置】投手
【投打】右投右打
【経歴】創志学園高→亜細亜大

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  　今ドラフトを席巻する“東都六人衆”の一角をなす好投手。今秋のリーグ戦でチームが低迷したこともあって他の５人に比べてやや地味な印象もあるが、それでも逸材であることには変わりない。事実、３年秋のリーグ戦では７先発して自責点わずか１、防御率0.29の活躍で最優秀投手にも選ばれている。

　投球練習の前に脱帽し、マウンドに一礼する独特のルーティンを経てマウンドに上がり、最速153キロの速球とカーブ、亜大ツーシームなど緩急で勝負する。10月19日の国学院大との秋季リーグ最終戦では、被安打５の無四球完封勝利。大学通算13勝のうち６完投、４完封と細身ながら無尽蔵のスタミナを誇る点も魅力だ。創志学園では、西純矢（阪神）の控え。プロでのライバル対決にも期待したい。

構成●SLUGGER編集部

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