10月26日に行なわれたドラフト会議で、ソフトバンクが前田悠伍（大阪桐蔭高）を外れ１位で指名し、日本ハム、楽天との競合の末に交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

【名前】前田悠伍（まえだ・ゆうご）
【生年月日】2005年８月４日（18歳）
【出身地】滋賀県
【身長／体重】179cm／75kg
【守備位置】投手
【投打】左投左打
【経歴】大阪桐蔭高

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  　佐々木麟太郎（花巻東高）不在の今ドラフトにおいて、高校生で最大の注目を浴びているのがこの前田だ。

　２年春のセンバツでは主戦投手の一人として全国制覇を達成。３年最後の夏に甲子園出場は逃し、一時は評価を下げたがそれをバネにして、秋のU-18ワールドカップではアメリカ戦、韓国戦、そして決勝・台湾戦で好投して白星。日本代表不動のエースとしての存在感を見せつけた。

　最速148キロの速球にチェンジアップ、スライダーはすべて一級品。センバツでは変化球に頼る傾向があったが、Uー18代表では世界の強豪相手に力強いストレートで三振を奪う場面も目立った。将来はプロのトップチームでもエースを張る姿が見られるか。

構成●SLUGGER編集部
　
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