プロ野球

DeNAのドラ1指名・度会隆輝ってどんな選手? 元ヤクルトの父を持つ今ドラフト最高の社会人野手

SLUGGER編集部

2023.10.26

父も元プロ野球選手という、ドラ1候補では珍しい経歴。

 10月26日に行われたドラフト会議で、DeNAが度会隆輝(ENEOS)を1位で指名し、中日、ロッテとの競合の末に交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

【名前】度会隆輝(わたらい・りゅうき)
【生年月日】2002年10月4日(21歳)
【出身地】千葉県
【身長/体重】183cm/83kg
【守備位置】外野手/三塁手
【投打】右投左打
【経歴】横浜高→ENEOS

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 走攻守を兼ね備えた今ドラフト最高の社会人野手だ細身ながら全身をしならせてバックスピンを意識したスウィングを武器に、昨年の都市対抗では打率.429での首位打者獲得に加えて4本塁打と11打点もトップと大爆発。。最高殊勲選手に相当する橋戸賞を獲得した。屈託なく語る「野球を愛している」を体現するような溌剌プレーも魅力で、常に全力疾走を怠らない。

 今月はDeNAとの練習試合で今永昇太や伊勢大夢など一軍の主力と対戦して手応えを口にし、高校時代に守った三塁の守備にも就いて汎用性もアピールするなど、元ヤクルトの父博文も身を置いたプロの世界への準備は万端だ。

 過去にはスワローズジュニアや侍ジャパンU-15代表でプレーするなど順調な球歴をたどったが、横浜高時代はドラフト志望届を提出しながら指名されなかった。それでも、過去の挫折をバネに研鑽を積み、地元球団からの指名を勝ち取った。果たして、憧れの世界でどのような活躍を見せてくれるだろうか。

構成●SLUGGER編集部

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