10月26日に行われたドラフト会議で、オリックスが横山聖哉（上田西高）を単独１位で指名し、交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

【名前】横山聖哉（よこやま・せいや）
【生年月日】2005年10月28日（17歳）
【出身地】長野県
【身長／体重】181cm／85kg
【守備位置】内野手
【投打】右投左打
【経歴】上田西高

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  　長足の進歩を繰り返して、三拍子揃った遊撃手へと変貌を遂げた。上田西高入学時は身長173cm、体重60kg台と小柄で、打席ではセーフティバントも試みるタイプだった。そこから１年冬に体重を５kg増、２度目の冬にはさらに約10kg増と体格が良くなった。本塁打は２年秋まで15本だったが、滑らかなスウィングにパワーがつき、スピンをかける打ち方も磨いて続く５ヵ月の間に通算30本へ到達した。

　下半身強化により深い位置からの送球も可能になり、３年夏の甲子園出場を決めた長野県大会決勝ではマウンドで自己最速149キロを計測。プロではどれだけ成長できるか、指名されるまでの過程を知れば、これからが楽しみになる存在だ。

構成●SLUGGER編集部

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