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「受賞に向けてオオタニは準備万端」発表が近づくア・リーグMVPなど大谷翔平の“表彰ラッシュ”にMLB公式が期待「最高の1年を過ごした」

THE DIGEST編集部

2023.10.31

投打に活躍した大谷がア・リーグMVPの最有力と言われている。(C)Getty Images

 今季も投打で米球界を沸かせ、オフシーズンの"表彰ラッシュ"が期待される大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だが、そんな中でMLB公式のマニー・ランダワ記者は現地10月30日、今後の表彰スケジュールをまとめた記事を掲載。2年ぶり2度目の受賞が有力視されるアメリカン・リーグMVPなど、あらためて各賞の候補者を取り上げた。

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 まず、現地11月16日に発表予定のMVPに関しては、「"最も価値がある"とは何か。議論は絶えない」と前置きしながら、昨季、惜しくもアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)に2年連続MVPを阻まれた大谷に、「マウンドで支配的なプレーを続けながら、打席で最高の1年を過ごした」と称賛の言葉を送っている。

 さらに、「2度目のア・リーグMVP受賞に向けて準備万端だ」と続けた同記者は、今季の投打スタッツに注目。「二刀流のスーパースターは、長打率.654、OPS1.066でメジャーをリードし、ア・リーグトップの44本塁打をマーク。マウンド上では、23試合に先発登板し、防御率3.14、奪三振の割合31.4パーセントを記録している」と伝えた。
 
 現時点で受賞者の発表日時が決まっていないハンク・アーロン賞については、現地10月6日に公開された最終候補の顔ぶれを紹介。各リーグの優秀な打者を表彰する同アワードは、ア・リーグでは大谷が2021年シーズンから3年連続でファイナリスト9人に名を連ねており、44発で本塁打王となった今季こそ日本人初の受賞が期待される。

 同じく受賞者の発表日時が未定なのは、最も活躍したDHに贈られるエドガー・マルティネス賞。同記者は、「マーセル・オズナ(アトランタ・ブレーブス)、ヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)が素晴らしいパフォーマンスを披露したが、この賞が3年連続でオオタニに贈られなければ、それは驚くべきことだろう」と言及した。

 この他にも、現地11月9日のシルバースラッガー賞など、多くの表彰を受けることになりそうな大谷。今後の発表が楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部

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