11月４日に京セラドーム大阪で『SMBC日本シリーズ第６戦』オリックス対阪神が開催され、２回には杉本裕太郎が放った大飛球が天井のリングに挟まり、落ちてこない珍事が起きた。

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　０対１と１点ビハインドの２回無死一塁の場面。村上頌樹（阪神）が投じたインハイの直球をラオウは完璧に捉えた。勢いよく左翼方向へ上がったボールは、ドームの天井まで飛んでいくと、そのまま吸い込まれるように消えていった。

　審判団の協議の結果、特別ルールで二塁打に。逆転を呼び込むこの一打に、仲間も奮起し、この回２点を追加。５回に紅林弘太郎の２ラン、８回には頓宮裕真からソロ弾が飛び出し、オリックスが５対１で勝利した。
  　実は、第１戦で森友哉も天井にボールを直撃させ、同様に二塁打となるケースが発生していた。それだけにファンの不満も溜まっているようで、「天井なかったらホームランやん」「天井当たってホームランじゃなくてツーベースって可哀想だろ」「また天井か」「京セラの天井が低いのか？」「京セラの天井ルールくそつまらん」「もう建て替えたほうが...」など、ネット上にはさまざまなコメントが寄せられている。

　日本一を目ざす59年ぶりの関西対決は、３勝３敗のタイに持ち込まれた。いよいよ５日の第７戦で決着がつく。

構成●THE DIGEST編集部

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