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大谷翔平の”グラブ6万個寄付”に賛辞止まず! 野球人気普及活動にWBC記者は脱帽「すべての世代に影響を与えている」

THE DIGEST編集部

2023.11.09

約6万個のグラブ寄贈を発表した大谷。スーパースターたる所以の行動力に米記者も舌を巻く。(C) Getty Images

 偉才の振る舞いが多くの人に感動をもたらしている。

 11月9日、大谷は自身が試合で使うニューバランス社製のジュニア用グラブ約6万個を寄贈することをインスタグラムで表明した。発表した直後、この話題はSNSを中心に世界中に拡散。大きな反響を呼んでいる。
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 日本の約2万ある小学校に各3個ずつのグラブを寄贈する大盤振る舞い。インスタグラムには「野球しようぜ!」と綴ったサイン画像とともに、大谷がグラブを使用して投球する写真を添えた。

 文面には「この度日本国内約20,000校の全小学校に各3つのジュニア用グローブ約60,000個を寄贈いたします。野球を通じて元気に楽しく日々を過ごしてもらえたら嬉しいです。このグローブを使っていた子供達と将来一緒に野球ができることを楽しみにしています!」と投稿。野球界を席巻する二刀流スターが、日夜白球を追いかける野球少年・少女へ最高のメッセージを送った。
 
 この投稿には日米から数多のコメントが寄せられている。"大谷マニア"を自称する米スポーツ放送局「FOX Sports」のアナリストを務めるベン・バーランダー氏は、大谷の粋な発表に即反応。「信じられないほど素晴らしい」と絶賛したほどだ。

 大谷の行動に感銘を受けたのは、バーランダー氏だけではない。今年3月に侍ジャパンが3大会ぶりの世界一奪還を成し遂げたワールド・ベースボール・クラシックを現地取材したショーン・スプレッドリング記者も賛辞を送っている。

 米ポッドキャスト番組『WBC Central』の司会も務めている同氏は大谷のインスタ写真を共有したうえで、「ショウヘイ・オオタニは、日本のすべての小学校に野球グローブを寄贈し、合計6万個のグローブを2万校に寄付すると発表した」と紹介すると、「オオタニは、すべての世代に影響を与えている」と脱帽。偉才の発信力に感服を示した。

 今オフはロサンゼルス・エンジェルスからフリーエージェントとなり、交渉の真っただ中にある大谷。自らの去就が大きな注目を集めるなかで見せた今回の行動は、野球人気普及の旗手に相応しい姿だと言っても過言ではない。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】「野球しようぜ!」大谷翔平がジュニア用グラブ約6万個を寄贈!
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【画像】「野球しようぜ!」大谷翔平がジュニア用グラブ約6万個を寄贈!