米スポーツメディア『FOX Sports』では現地時間11月8日、ロサンゼルス・エンジェルスからFAとなった大谷翔平について、同サイトのアナリストであり、大谷マニアとしても知られるベン・バーランダー氏が「移籍先トップ3」を予想しており、特集記事として配信した。
その中で、バーランダー氏はこれまでの自身の予想と比較し「野球シーズンが正式に終了した今、私が選ぶ有望な移籍先候補を見直す良い機会だが、正直なところ、私の最有力候補を含めあまり大きな変化はない」として、1位にロサンゼルス・ドジャース、2位にシカゴ・カブス、3位にシアトル・マリナーズを挙げた。
【PHOTO】史上初の快挙多数!厳選写真で振り返る「大谷翔平2023年の軌跡」 1位としたドジャースについては「最も理に適っている。このシナリオでは、オオタニは非常に居心地の良い南カリフォルニアに留まる。しかし、彼はまた、実際に毎年毎年ポストシーズンを争い、レギュラーシーズンで100勝するのに十分な実力を常に持つチームに行く」と本拠地が変わらない点、そして来季以降もポストシーズン進出が有力である点を理由としている。
さらに、ここではサンフランシスコ・ジャイアンツへの移籍の可能性についても言及。「私はジャイアンツがワールドシリーズ・チャンピオンになるとは思わないし、ジャイアンツは、オオタニの移籍先として多くの憶測を呼んでおり、これを成功させるだけの資金もある。ただ、私は彼らがそうするとは思わない」と見込みを示した。
続けて2位に挙げたカブスには、大谷がエンジェルス入団となった2018年にカブスも獲得に動いていたことなどを振り返り、「しかし今、私はカブスがこの争奪戦の主役になれると思う。彼らには資金がある」と主張。また、今季はプレーオフ進出に近づいたことや、オフの動きにも触れており「ミルウォーキー・ブルワーズからクレイグ・カウンセルを引き抜いたことにもある」と指摘。その上で「カブスがこのオフシーズンに大きな波乱を起こすと信じている。リグリー・フィールドのような象徴的な会場で、オオタニが客席を埋め尽くすのを見るのはとてもクールだろうし、それが実現する可能性もあると思う」と綴っている。
3位としたマリナーズの説明では「ドジャースとカブスがオオタニを獲得する場合、併せて投手と契約する必要があるが、彼らに必要なのはオフェンスだけだ」として、来季は打者のみのプレーとなる大谷獲得について、他球団に比べ支障が少ないと見込んでいる。また「マリナーズファンも今年のオールスターゲームでオオタニを欲しがっていることを明らかにした」と同球団本拠地での人気の高さも理由に挙げた。
バーランダー氏は他にも、他球団も有力候補になり得るとも述べており、さらに「グッズの売り上げ、観客動員数、視聴率、そして彼の母国である日本からの支持を考慮すると、オオタニはどの球団と契約しても大きな価値がある」と論じている。
米球界、現地メディアからも高い関心が寄せられている大谷の去就。エンジェルスとの再契約の可能性も残されている中、やはり「二刀流スター」は新天地移籍へと向かっているのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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さらに、ここではサンフランシスコ・ジャイアンツへの移籍の可能性についても言及。「私はジャイアンツがワールドシリーズ・チャンピオンになるとは思わないし、ジャイアンツは、オオタニの移籍先として多くの憶測を呼んでおり、これを成功させるだけの資金もある。ただ、私は彼らがそうするとは思わない」と見込みを示した。
続けて2位に挙げたカブスには、大谷がエンジェルス入団となった2018年にカブスも獲得に動いていたことなどを振り返り、「しかし今、私はカブスがこの争奪戦の主役になれると思う。彼らには資金がある」と主張。また、今季はプレーオフ進出に近づいたことや、オフの動きにも触れており「ミルウォーキー・ブルワーズからクレイグ・カウンセルを引き抜いたことにもある」と指摘。その上で「カブスがこのオフシーズンに大きな波乱を起こすと信じている。リグリー・フィールドのような象徴的な会場で、オオタニが客席を埋め尽くすのを見るのはとてもクールだろうし、それが実現する可能性もあると思う」と綴っている。
3位としたマリナーズの説明では「ドジャースとカブスがオオタニを獲得する場合、併せて投手と契約する必要があるが、彼らに必要なのはオフェンスだけだ」として、来季は打者のみのプレーとなる大谷獲得について、他球団に比べ支障が少ないと見込んでいる。また「マリナーズファンも今年のオールスターゲームでオオタニを欲しがっていることを明らかにした」と同球団本拠地での人気の高さも理由に挙げた。
バーランダー氏は他にも、他球団も有力候補になり得るとも述べており、さらに「グッズの売り上げ、観客動員数、視聴率、そして彼の母国である日本からの支持を考慮すると、オオタニはどの球団と契約しても大きな価値がある」と論じている。
米球界、現地メディアからも高い関心が寄せられている大谷の去就。エンジェルスとの再契約の可能性も残されている中、やはり「二刀流スター」は新天地移籍へと向かっているのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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