北海道日本ハムファイターズからポスティングでのメジャー移籍を目指している上沢直之に、タンパベイ・レイズが関心を示しているという。現地12月17日に米メディアが報じた。
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レイズは2023年シーズン、球団タイ記録となる開幕13連勝をマークするなど、スタートダッシュで勢いに乗りながら、しかし夏場に急失速してア・リーグ東地区2位で終えた。5年連続のポストシーズンの戦いでは、ワールドチャンピオンに登り詰めたテキサス・レンジャーズとワイルドカードシリーズで対戦し、1勝も挙げられないまま敗退している。
今オフでは5シーズン在籍し、23年に10勝を挙げたタイラー・グラスノーが、大谷翔平の加入で話題となったロサンゼルス・ドジャースにトレードで移籍。先発投手陣の強化を見据え、上沢へ関心を示すことは理に適っていると言えるだろう。
ここまでのFA市場では、同じくNPBから海を渡ろうとしている山本由伸と今永昇太が日本人スターターとして注目を浴びているなか、今回の報道を受けて現地メディアは上沢のキャリアにもこれまで以上にフォーカスしている。
スポーツサイト『FanNation』では12月18日、「レイズが興味を持っているNPBオールスター選手」と銘打ったトピックを掲載。「29歳の右腕、ナオユキ・ウワサワに興味を示しているようだ。同じ日本人投手のヨシノブ・ヤマモト(山本由伸)やショウタ・イマナガ(今永昇太)ほどの知名度はないが、NPBオールスターに3度出場した実績はある」と綴っている。
そのうえで「怪我などで弱体化したローテーションを再構築する際、彼を起用する可能性がある」と指摘。続けて「グラスノーをドジャースにトレードしたことに加え、ドリュー・ラスムッセン、ジェフリー・スプリングス、シェーン・マクラナハンをシーズンを通して、または一定の期間欠くことになる」と故障者の名前を挙げて、投手陣の層の薄さにも言及している。
また、記事のなかで移籍専門メディア『MLB TradeRumors』の情報を引用し、上沢の特徴なども紹介。「成績はつねに堅実で、2023年には170イニングを投げて防御率2.96とキャリアベストを記録した」と今季の成績を称える一方で、「メジャーリーグのスカウティングの視点から見た彼に対する2つの大きなマイナス点は、奪三振の少なさと球速不足である」と説いている。
ウイークポイントの指摘もみられるものの、米メディアはレイズ投手陣に加わる可能性があると主張している。FA選手の去就が少しずつ決まっている状況のなか、日本ハムでエースを担った右腕のメジャー契約の瞬間が近づいている。
構成●THE DIGEST編集部
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