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MLB

今永昇太の争奪戦にヤンキースが「レースの最前線にいる」と現地報道。メッツ&カブスとの競争激化も予想!

THE DIGEST編集部

2024.01.03

今永の争奪戦はヤンキース、メッツ、カブスが有力とされているようだ。(C) Getty Images

今永の争奪戦はヤンキース、メッツ、カブスが有力とされているようだ。(C) Getty Images

 日本人選手が話題となるメジャーリーグのFA市場では、今永昇太への注目度が高まっている。ロサンゼルス・ドジャース入りとなった大谷翔平、山本由伸同様、多くの球団が関心を示していることが伝えられてきた中で、1月11日午後5時(米国東部時間)の交渉期限も近づいている。

 2024年を迎え、いよいよ本格的な交渉が行われる中、MLB屈指の名門であるニューヨーク・ヤンキースが日本人左腕の獲得に向かうと米国メディア『EssentiallySports』が報じた。

【関連記事】「今永昇太にエンジェルス行きの可能性」と米記者報道も、エ軍メディアは否定的「通常、投手との大規模な契約は行なわない」

 現地時間1月2日に配信となったトピックでは「投手を切実に必要としているニューヨーク・ヤンキースは、このレースの最前線にいる」と指摘。さらに「多くの投手をトレードで放出したヤンキースには、巨大な穴がある。先発投手のほとんどはフォームに疑問がある。イマナガの“邪悪”なスライダーは打者を驚かせる」と今永のスキルを称えながら、必要性を強調した。

 同メディアは、「シカゴ・カブス、ニューヨーク・メッツが競合する」と見込んでおり、その中でヤンキースが「熾烈な争奪戦を繰り広げている」と綴っている。

 また、メッツ、カブスの動きについて同メディアの見解も記しており、メッツには「投手陣はコウダイ・センガ以外、混乱している。そのため、イマナガの必要性は高い。センガの存在も、理論的にはイマナガの獲得に有利に働くはずだ」と説いている。

 さらに、カブスに対しても、今オフ、大きな動きが無いとして「今までビジネスをしなかった唯一のチームである」と主張。しかし、「一方では、これは彼らが主要ターゲットを獲得できなかったことを意味するが、他方では、カブスが現在リーグで最も資金的な柔軟性を持っていることを意味する。その柔軟性をここで使うことになるかもしれない」などと、今永獲りの可能性を論じている。

 トピックでは「メッツとカブスは、ボンバーズ(ヤンキースの愛称)にとってイマナガ争奪戦を複雑な物語にしかねない存在である」と指摘。また同メディアは、ボストン・レッドソックス、サンフランシスコ・ジャイアンツも関心を示しているとも伝えている。

 山本の獲得レースでは、最終候補となっていたとも報じられたものの“敗退”となったヤンキース。来季、再浮上を目指す上で先発陣の強化は急務であるだけに、これ以上、日本人投手補強で後手を踏むわけにはいかない。

構成●THE DIGEST編集部

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