大谷翔平が退団したロサンゼルス・エンジェルスの2024年は、どのようなシーズンとなるのだろうか。米放送局『CBS Sports』がMLB注目チームの2024年の目標を選定した記事でエンジェルスを取り上げ、「抜本的な方針転換の時期を迎えた」と評した。
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同メディアは、「有名な話だが、オオタニとマイク・トラウトという2人のMVPを擁していたにもかかわらず、エンジェルスは成功を収めることができなかった」とし、「24年にはオオタニがいなくなり、トラウトも健康を維持することが難しい衰退期に入るかもしれない」と続けて、ポジティブな要素が少ないと辛辣に評価している。
そんなエンジェルスに対して、「いまは何もうまくいっておらず、抜本的な方針転換の時期を迎えた。オーナーのアート・モレノ、ペリー・ミナシアンGMは、徹底的な再建に着手する必要がある」と、将来を見据えたチーム作りを促している。
「エンジェルスは8年連続で負け越し。さらに18年以降、5人目となる監督を迎えた。うまくいっていない現実を直視するべきだ。それは長期的なプロセスであり、今後数年にわたっていい結果をもたらさないだろうが、その方向に舵を切る必要がある」
エンジェルスのファームシステムは球界最悪と評されており、再建に着手するにあたって同メディアは、「トラウトにノートレード条項を破棄するよう連絡するべきだ」として、トラウトとの引き換えで有望な若手の獲得を提案した。
一部メディアで、オーナーのモレノが24年シーズン終了後に球団を売却する可能性が報じられている。大谷が退団したエンジェルスは、はたしてどのようなビジョンを描いているのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】エンジェルスオーナー、来オフに球団売却か「だから補強に大金を投じない」トラウトの放出も「何が起こるか分からない」とエ軍メディア
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一部メディアで、オーナーのモレノが24年シーズン終了後に球団を売却する可能性が報じられている。大谷が退団したエンジェルスは、はたしてどのようなビジョンを描いているのだろうか。
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