☆“ギータ塾”での学び
“ビュッ”。宜野湾のグラウンドに空気を切り裂く音とともに、バックスピンのかかった白球が空高々に舞い上がる。プロ3年目となる梶原昂希は「去年怪我してシーズンを終えてるんで、 最悪B組スタートになっても仕方がないかなっていうような感じではいたんですけど、1軍キャンプに抜擢していただけたっていうのは、去年の怪我する前の結果の期待も込めて連れてきてもらえてると思って」と立ち位置に感謝し、改めて表情を引き締めた。
ルーキー時の22年はスタメンでリーグ初となる4安打の固め打ちデビュー。昨年は8月に一軍でスタメン出場を果たすなど一気に飛躍するかと思われたが、守備で足首を痛めシーズン終了と、消化不良の年となってしまった。
悔しさを力に変えるべく、オフは一昨年同様ソフトバンクの柳田悠岐に師事し、大きな学びを得た。「今年は色々見て感じ取ろうと思ってたんで。ギータさんのバッティング練習をずっといろんな角度から、直接自分で見て感じたものを、身体に落とし込むイメージでやってました」と基本的には教わる前に観察し、思考を整理してから実践に移していく作業を繰り返した。
その中でも重点に置いたのは「やっぱり身体の使い方ですね。軸の角度、その方向とか。ギータさんのスイングは軸が全然ぶれないんです。重心も変わらずに。結構こうガンと思いっきり振って、下から打ち上げてるように見えるんすけど、実際ちゃんと見たらめちゃくちゃ上からバーン叩いているんです」と日本を代表する打者の技術の高さを体感。
「簡単に真似してできるようなことじゃないんで、フォームを意識はしてないんですけど」と理解したうえで「フォロースルーなど、バットの軌道がどういうふうな出し方になれば、ああいうスイングになるかなっていうのは自分の中で、色々試行錯誤しながらやっています。軸の回り方などもイメージの意識づけをしてるんで、ちょっと寄ったような形にはなってるかもしれないですね」と分析。結果的だが長身から豪快にカチ上げるフォームは、トリプルスリー経験者のそれに被って見えた。
“ビュッ”。宜野湾のグラウンドに空気を切り裂く音とともに、バックスピンのかかった白球が空高々に舞い上がる。プロ3年目となる梶原昂希は「去年怪我してシーズンを終えてるんで、 最悪B組スタートになっても仕方がないかなっていうような感じではいたんですけど、1軍キャンプに抜擢していただけたっていうのは、去年の怪我する前の結果の期待も込めて連れてきてもらえてると思って」と立ち位置に感謝し、改めて表情を引き締めた。
ルーキー時の22年はスタメンでリーグ初となる4安打の固め打ちデビュー。昨年は8月に一軍でスタメン出場を果たすなど一気に飛躍するかと思われたが、守備で足首を痛めシーズン終了と、消化不良の年となってしまった。
悔しさを力に変えるべく、オフは一昨年同様ソフトバンクの柳田悠岐に師事し、大きな学びを得た。「今年は色々見て感じ取ろうと思ってたんで。ギータさんのバッティング練習をずっといろんな角度から、直接自分で見て感じたものを、身体に落とし込むイメージでやってました」と基本的には教わる前に観察し、思考を整理してから実践に移していく作業を繰り返した。
その中でも重点に置いたのは「やっぱり身体の使い方ですね。軸の角度、その方向とか。ギータさんのスイングは軸が全然ぶれないんです。重心も変わらずに。結構こうガンと思いっきり振って、下から打ち上げてるように見えるんすけど、実際ちゃんと見たらめちゃくちゃ上からバーン叩いているんです」と日本を代表する打者の技術の高さを体感。
「簡単に真似してできるようなことじゃないんで、フォームを意識はしてないんですけど」と理解したうえで「フォロースルーなど、バットの軌道がどういうふうな出し方になれば、ああいうスイングになるかなっていうのは自分の中で、色々試行錯誤しながらやっています。軸の回り方などもイメージの意識づけをしてるんで、ちょっと寄ったような形にはなってるかもしれないですね」と分析。結果的だが長身から豪快にカチ上げるフォームは、トリプルスリー経験者のそれに被って見えた。
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