夢の舞台に相応しいプレーヤーが選出された。

　７月16日に開催されるオールスターゲームに、ロサンゼルス・ドジャースから、６名の選手が出場することが決まった。ファン投票でナ・リーグ指名打者部門１位となっていた大谷翔平に加え、タイラー・グラスノー、ウィル・スミス、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、テオスカー・ヘルナンデスが控え選手に選ばれたと、７月７日、MLB機構より発表されている。

【関連記事】「大谷翔平へのバースデープレゼントだ」ドジャース・スミスの１試合３発にファン大興奮！「無敵モード」球団公式SNSは「ハットトリック」と祝福 　故障により欠場中となっているベッツを含め、主力選手総勢６名の出場が決まり、地元メディアも興奮を隠せない様子だ。メンバー発表直後、現地放送局『NBC Los Angeles』では公式サイト上において、オールスターメンバー決定につての特集記事を配信している。

　その中では、「ロサンゼルス・ドジャースが才能に溢れていることは、球界の誰もが知っていることだが、７月16日にテキサス州アーリントンのグローブ・ライフ・フィールドで開催される2024年MLBオールスターゲームでも、その才能が十分に発揮されることがわかった」と報じた。

　さらに、「この素晴らしい業績は、ドジャースがオールスターゲームに５人以上の選手を送り込んだ５年連続の快挙であり、球団の選手層の厚さと卓越性の証である」と綴りながら、６選手それぞれの実績などを紹介。30歳で初出場となるグラスノーには、「忍耐と技術の物語を歩み、今年のオールスターのラインナップの中でも傑出した存在となっている」と評し、ベッツに対しても「右翼手とショートの両方でオールスターに出場した数少ない選手のひとり」とキャリアを称えている。

　続けてスミス、フリーマン、ヘルナンデスのメジャーでの足跡も記しながら、トピックの最後に大谷を「ダイナミックな二刀流のセンセーション、ショウヘイ・オオタニ」と紹介しており、今季の打撃成績などにも触れながら、「打者としても投手としても圧倒的な能力を持つ彼は、他に類を見ない貴重な資産であり、４年連続のオールスター選出は彼の比類ない才能の証だ」などと説いている。

　また他にも、同メディアは６名選出について、「2024年のオールスターゲームにおけるドジャースの存在は、個々の優秀さを際立たせるだけでなく、チームの総合力を示すものでもある」とも主張している。まさに今季のレギュラーシーズンでの勢いを、大谷をはじめとする出場選手それぞれが球宴の舞台でも存分に発揮してくれるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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