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プロ野球

「なぜグローブだけ?」GG賞で異彩を放った楽天・辰己涼介。顔面も染めるド派手な“金ピカ姿”に米記者も衝撃

THE DIGEST編集部

2024.11.29

プレミア12では侍打線の主軸を担った辰己。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

プレミア12では侍打線の主軸を担った辰己。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 衝撃すぎる金箔姿が海を越えて反響が拡大している。

 11月28日に行われた「第53回三井ゴールデン・グラブ賞(GG賞)」の表彰式で、野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」を終えたばかりの辰己涼介(楽天)が金箔メイクと、金色のラメ入りスーツでビシっと決めた”全身黄金コーデ”で登場。会場をどよめかせた。

 プレミア12で侍ジャパンの主軸を担った男が今オフ、話題を独占している。一流プレーヤーのみが集う権威ある式典に頭髪や顔面、指先まで肌が露出するすべての部分を金色に染め上げた辰己の姿に、周囲は度肝を抜かれ、場内は入場時からザワついた。

 辰己本人は「2年前に上下ゴールドで(表彰式に)来ると約束したので。約束通り上下ゴールドで来ました」と真顔で返答。「衣装と照明のせいで金に見えているだけ。いつも通りです」と辰己節は止まらなかった。
 
 イーグルスが誇る切り込み隊長の奇抜な衣装には海外記者も唖然としている。日本のプロ野球に精通している米野球ライターのジェイソン・コスクリー記者は球団のSNSを引用したうえで、「リョウスケ・タツミはゴールデングラブ賞を獲得したとき、『なぜグローブだけ?(ゴールドなのか)』と言った」と紹介し、全身ゴールドに包まれたコーデに驚きを隠せなかった。

 実は、辰己の奇抜な衣装は今回だけではない。今月26日のNPBアワーズ2024の表彰式では、ちょんまげ、袴姿や甲冑を身に着けて参上。『仮装3変化』に現場は騒然とし、選手や報道陣の視線を釘付けにした。

 今季はNPB新記録となる外野手シーズン最多397刺殺をマークし、バットでも最多安打のタイトルを獲得。そして先日のプレミア12では初めて日の丸を背負い、3番打者として勝負強いバッティングでチームを勝利に導いた。

 プロ入り後、最も充実したシーズンを送った辰己は球界を代表する選手たちのなかでも、その存在感は異彩を放っている。

構成●THE DIGEST編集部

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