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今季13勝のド軍FA右腕に急転、再契約の可能性 短期契約に前向きと米報道「佐々木朗希を獲れなかった場合、素晴らしい代替選手」

THE DIGEST編集部

2025.01.14

いまだに所属先が決まっていないフラハティ。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースからFAとなった先発右腕ジャック・フラハティが同チームと再契約を結ぶ可能性が高まっていると、現地1月12日に地元メディア『Dodgers  Nation』が報じた。

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 今季途中にデトロイト・タイガースから大型トレードでドジャースに移籍したフラハティ。シーズン通して28登板で13勝7敗、防御率3.17、194奪三振の活躍を見せ、ドジャースでは不安定な先発ローテーションの中で着実に結果を残してワールドシリーズ制覇に貢献するなど、充実した1年を過ごした。

 しかしオフシーズンにドジャースはサイ・ヤング賞2度の先発左腕ブレイク・スネルを獲得。大谷翔平ら怪我人の復帰が見込まれるほか、MLB挑戦を表明している佐々木朗希の入団も有力視される中で、再契約の可能性は低くなっているのが現状だ。

 しかし大手スポーツメディア『The Athletic』のケン・ローゼンタール記者は、いまだに契約がまとまっていないFA選手について、「少なくとも右腕ジャック・フラハティと外野手アンソニー・サンタンダーは、平均年俸の高い短期契約を検討することに前向きだ」と報道。両選手が、球団側の契約のハードルを下げた形だ。

『Dodgers  Nation』はこの報道を引用し、「もしロサンゼルス・ドジャースが佐々木朗希を獲得できなかった場合、フラハティはすでに組織でチャンピオンシップを勝ち取っていることを考えると、素晴らしい代替選手であるかもしれない」と、フラハティとドジャースとの再契約の可能性を示唆。仮にドジャースが佐々木と契約したとしても、佐々木争奪戦に参加していた他のチームのニーズに応えられるかもしれないと見通した。

構成●THE DIGEST編集部

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