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亡くなった元オリオールズの37歳マティスさん、死因判明で米メディア絶句「大きな期待を持って始まった人生とキャリアにとって、悲劇的な結末だ」

THE DIGEST編集部

2025.01.15

37歳の若さで亡くなった元オリオールズ投手のマティスさん。(C)Getty Images

37歳の若さで亡くなった元オリオールズ投手のマティスさん。(C)Getty Images

 現地1月7日、元ボルティモア・オリオールズ投手のブライアン・マティスさんが37歳の若さで亡くなった。訃報から6日後の13日になって死因が判明した。地元紙『Baltimore Sun』によると、死因は薬物の過剰摂取で死亡した可能性が高いという。

「マティスさんはアリゾナの自宅ソファーで母親に発見され、その周囲には麻薬関連器具があり、さらに口の中に白い物質があったようだ。所持品としてライターとストローが見つかっており、捜査員は複数の薬物も発見した」

 また同紙は、死亡する2日前にマティスさんが地元病院の救急外来に運ばれていたと報じた。

「フェニックス市警察の報告書によると、地元の病院に搬送された後、精神保健病院を勧められたものの、そこでの入院は認められなかった。さらに地元病院に搬送される前、マティスさんは母親に、“僕にはもう何も残っていない”と話したと記載されている」

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 米誌『Sports Illustrated』でオリオールズを担当するマシュー・ポスティンズ記者も、「元オリオールズのスター投手の悲劇的な死因が明らかになった」と報じ、「2008年のドラフトでサンディエゴ大学出身投手をオリオールズが全体4位で指名。大きな期待を持って始まった彼の人生とキャリアにとって、これは悲劇的な結末だ」と嘆いた。

 マティスさんは22歳だった2009年にオリオールズでメジャーデビュー。10年には32試合に先発して10勝12敗、防御率4.30の成績を収め、ア・リーグ新人王アワードで5位に入った。シカゴ・カブスに移籍する16年の途中まで、オリオールズで計279試合に登板して27勝41敗、39ホールドを記録した。

構成●THE DIGEST編集部

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