現地１月15日に国際FAの契約が解禁となり、佐々木朗希の移籍先が決まるカウントダウンが始まった。佐々木は交渉期限の23日までに決断する。佐々木を巡っては、ロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレス、トロント・ブルージェイズが最終候補に残っている状況だ。

　全米の野球メディアやファンが注目する佐々木の去就は、本命はドジャースで、僅差の対抗がパドレス、大穴がブルージェイズと見られている。そんななか、元ニューヨーク・メッツGMで、現在は米放送局『ESPN』などで解説者を務めるスティーブ・フィリップス氏が『MLB Network』に出演して大胆な予想を披露した。

　元GMはササキと契約するのはパドレスで、２位がブルージェイズ。本命ドジャースを３位に位置付けた。パドレスを１位にした理由としてフィリップス氏は、「ダルビッシュ有の存在が決め手だ」と語った。

【動画】間もなく移籍先を決める佐々木が、米国で行なった投球練習
  「佐々木は自身の言葉で、ダルビッシュを“ゴッドファーザー”と呼んでいる。ダルビッシュとチームメイトになれる絶好の機会なのだから、ドジャースを選ぶとは信じがたい。ドジャースに行けば、大谷翔平、山本由伸に次ぐ３人目となる。パドレスであれば、スポンサーやオフフィールドでの収入面やブランド面で大谷と競うこともない」

　フィリップス氏の言葉を伝えた米メディア『EssentiallySports』は、「この予想が当たればビッグサプライズ以上の衝撃となるだろう」と驚きを持って報じた。

　はたして日本のスター投手はどの球団と契約するのだろうか。米メディアは佐々木の話題で持ち切りだ。

構成●THE DIGEST編集部

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