ロサンゼルス・エンジェルスが、佐々木朗希の決断を待ちわびている。エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』は、「重要な日が迫っている。チームは先発投手を求めているが、市場の動きは止まったまま。球界全体が日本の天才投手、佐々木の決断を待っているからだ」として、佐々木の去就が決まった後に移籍市場が活発化すると伝えた。
「"佐々木朗希ドミノ"が倒れれば、前ロサンゼルス・ドジャース投手を獲得できるかもしれない」。エンジェルスが狙っているのは、ドジャースからFAとなったジャック・フラハティだ。
「賢明なフラハティは、佐々木の騒ぎが収まるのを待ってから自分の着地点を見つけようとしているのだろう。佐々木を獲得できなかったチームが、必死になって大金を用意するという目論見なのかもしれない。ただ、オフシーズンの後になればなるほど、長期契約を見つけるのは難しくなる。そこで噂に挙がっているのが、フラハティが価値を回復するために1年の短期契約を検討する可能性だ」
今オフのFA投手の目玉は、ブレイク・スネル(ドジャースと5年1億8200万ドル=約284億円)やマックス・フリード(ニューヨーク・ヤンキースと8年2億1800万ドル=約340億円)、そしてコービン・バーンズ(アリゾナ・ダイヤモンドバックスと6年2億1000万ドル=約328億円)といったあたりがトップ層で、フラハティはその次の階層に位置付けられている。
そんな状況のフラハティとエンジェルスは、オフシーズンが始まった当初から関係が噂されていた。
【動画】地区シリーズでフラハティがパドレスのマチャドと口論
「フラハティが新戦力の有力候補に挙げられたのが、ずいぶん昔のように思える。新たな情報が出てこないのは、驚くべきことではない。トップクラスから決まっていく移籍市場にあって、フラハティはトップ層にいなかった。だからこそ、エンジェルスにはチャンスがある」
エンジェルスのオーナー、アート・モレノは打者との大型契約を好む傾向がある一方、投手補強に大金を投じてこなかった。それでも同メディアは1年契約なら十分に手が届くと見ている。
「短期契約はモレノにとって心地よいものだ。24年シーズンが終わった直後から今オフは財布のひもを緩めると公言しながら、近年と同じように大型契約には消極的。しかしフラハティを短期契約で獲得できるのなら、真のエースがいないエンジェルスにとって理に適ってると言える」
24年シーズンのドジャースは投手陣に故障者が続出したため、トレード期限前にデトロイト・タイガースからフラハティをトレードで獲得。新戦力右腕は10試合に先発して6勝2敗と勝利に貢献し、ポストシーズンでもローテーションの一番手として奮闘した。
「フラハティが1年契約で結果を出せば、1年後に大きな契約を結ぶチャンスが巡ってくる可能性はある。エンジェルスにとっても短期契約とはいえ優秀な投手をローテーションに組み込むことができる。実に確実な賭けだ」
今オフに菊池雄星、カイル・ヘンドリックスと契約したエンジェルスは、さらにドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献したフラハティも獲得することができるのか。
構成●THE DIGEST編集部
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24年シーズンのドジャースは投手陣に故障者が続出したため、トレード期限前にデトロイト・タイガースからフラハティをトレードで獲得。新戦力右腕は10試合に先発して6勝2敗と勝利に貢献し、ポストシーズンでもローテーションの一番手として奮闘した。
「フラハティが1年契約で結果を出せば、1年後に大きな契約を結ぶチャンスが巡ってくる可能性はある。エンジェルスにとっても短期契約とはいえ優秀な投手をローテーションに組み込むことができる。実に確実な賭けだ」
今オフに菊池雄星、カイル・ヘンドリックスと契約したエンジェルスは、さらにドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献したフラハティも獲得することができるのか。
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