ギャビン・ラックスは、2025シーズンもチームの計画の一部として残留することが公言されていたにもかかわらず、ロサンゼルス・ドジャースはラックスをシンシナティ・レッズにトレードした。

　しかし、ラックスは2016年のドラフトでドジャースに入団して以来、球団に対して悪い感情は抱いていないようだと、現地16日、地元メディア『Dodger blue』が報じた。

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  　同メディアによれば、MLB専門チャンネル『MLB Network』に出演した際、ラックスはドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長との良好な関係と、レッズでの今後について次のように言及したという。

「私とアンドリューは本当に良い関係なんだ。9年間、10年間一緒にやってきた。詳細を全て把握している訳ではないし、他に誰がトレード交渉に臨んでいるのかも分からないけど、アンドリューの言うとおりだと思うよ。レッズは僕にとって本当にいい場所だと思うし、プレーする機会を得て、若い選手たちの助けにもなれると思う。これまでの経験をオープンに話せればと思っている。浮き沈みが激しかったし、多くの経験をしてきたから、少しでも力になれればと思っているんだ」

　ドジャースでの5シーズンの通算成績は、打率.252、出塁率.326、長打率.383、二塁打62本、三塁打14本、本塁打28本、打点155をマーク。二塁手として、内野陣に安定をもたらす存在となってきた。

　また、同メディアは今回のトレードについて、「27歳のラックスにとっては、新たな環境で活躍の場を広げることになる。特にレッズでは、ドジャースのような大きなプレッシャーから解放され、自分のペースで成長できるだろう」とポジティブな側面も指摘する。

　ドジャースでの浮き沈みを経験したラックスは、レッズで再び輝けるか。今後の活躍に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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