MLB

元MVP放出などで“60億円”も総年俸を減らしたカブス。5年ぶりのPSへ、球界屈指のクローザーor三塁手の獲得を目指すべきと米メディア

THE DIGEST編集部

2025.01.18

ヤンキースへトレードされたベリンジャー。(C)Getty Images

 MLBシカゴ・カブスは昨年の現地12月17日にポジション整理のため、元MVP外野手兼一塁手のコディ・ベリンジャーをニューヨーク・ヤンキースにトレード。ベリンジャーには2年4750万ドル(約74億円)の契約が残っており、大幅な総年俸の節約に成功した(500万ドルはカブスが負担する形)。この減額分でどのような補強が考えられるだろうか。

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 米スポーツメディア『CLUTCH POINTS』はカブスの補強ポイントとして、ヒューストン・アストロズから新たに獲得したスター外野手のカイル・タッカーとの契約延長に充てるのが理想とした。タッカーとは1年1650万ドル(約26億円)の契約を結んだばかりだ。

 一方で、25年シーズンに向けてロスターの強化に動く必要があると指摘。具体的にはクローザーの確保が必要だとし、昨季マイアミ・マーリンズとサンディエゴ・パドレスで72回を投げ、9勝6敗、22セーブ、防御率1.75を記録した球界屈指のクローザーであるタナ―・スコットの獲得を推した。

 加えて、今季の総年俸は現状で昨季に比べ約3800万ドル(約60億円)少ないことから、大きな契約を結ぶ余裕があるとし、契約内容次第ではオールスター三塁手のアレックス・ブレグマン(アストロズからFA)と契約すべきとも主張した。

 4季連続でポストシーズンを逃しており、大きな補強が必要なカブスにとって、現在の財政的余裕は、強豪チームへと返り咲くまたとないチャンスなのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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