ライバル球団のビッグニュースにも揺るがない。

　ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた佐々木朗希は、１月18日、ロサンゼルス・ドジャースに移籍すると自身のインスタグラムで公表した。米放送局『ESPN』のアルデン・ゴンザレス記者によれば、契約金が650万ドル（約10億1600万円）、ロッテへの譲渡金が162万5000ドル（約２億5400万円）だという。
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　大方の予想通りドジャースに入団した佐々木だが、ナ・リーグ西地区の他球団にとってその存在は、新たな脅威かもしれない。特に同地区で近年、苦戦を強いられているチームのひとつは、サンフランシスコ・ジャイアンツ。2024年シーズンは、80勝82敗の地区４位に終わり、22年シーズンから３年連続でプレーオフ進出を逃した。
  　佐々木の移籍情報には、ジャイアンツのスター選手も反応を示している。現地18日（日本時間19日）、地元紙『The Mercury News』のジャスティス・デロス・サントス記者によれば、三塁手で過去にゴールドグラブ賞４度のマット・チャップマンは、ドジャースの優位性を認めながらも、「確実なことなどない」と冷静にコメントしたという。

　さらに「机上では、あのチームが素晴らしく見えるかもしれない。もちろん彼らが優勝候補なのは、間違いないだろう」と続けたチャップマン。「だからといって、僕らが何かを変えたりはしない」と強調し、「僕らが目指しているのは、ディビジョン優勝、プレーオフ進出だ」とあらためて25年シーズンの目標を口にしていた。

　はたして来季は、どんな戦いが繰り広げられるのか。彼らのパフォーマンスが今から楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

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