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レ軍、打線のバランス改善へ鈴木誠也をトレードで獲得か? 攻撃陣に必要な起爆剤になるかもと米報道

THE DIGEST編集部

2025.01.20

2024年シーズン、キャリア最高のOPS+138を記録した鈴木誠也。(C)Getty Images

2024年シーズン、キャリア最高のOPS+138を記録した鈴木誠也。(C)Getty Images

 春季トレーニング開始が迫る中、ボストン・レッドソックスは、オフシーズンの主要な目標のひとつである、打線強化がまだ達成していないと、米誌『Sports Illustrated』が現地19日に報じた。

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 昨シーズン、レッドソックス打線の最大の課題は、打線のアンバランスで、左打者が多く、左投手との相性に苦しんでいたことだった。この状況は、主力右打者のタイラー・オニールがボルチモア・オリオールズに移籍したことでさらに深刻化している。

 これまでにレッドソックスは、フリーエージェントのアレックス・ブレグマンと、トレードによるノーラン・アレナードの獲得を検討してきたが、ここ数週間、移籍の噂は落ち着いている。
 
 同メディアによると、米メディア『MassLive』のクリス・コティロ記者は、新たな選択肢としてシカゴ・カブスの外野手、鈴木誠也の名前を挙げた。コティロ記者は、「ブレグマンとアレナード以外には、フリーエージェントのランドル・グリチャックやトレード候補として挙げられている鈴木誠也など、有力な右打者の選択肢は限られている」と指摘している。

 30歳の鈴木は、2024年シーズン、キャリア最高のOPS+138を記録し、132試合で打率.283、21本塁打を記録した。カブスは、最近カイル・タッカーを獲得したため、鈴木のポジションが定まらず、指名打者での起用が濃厚になる可能性がある。

 レッドソックスは、少なくともカブスが鈴木のトレードの可能性についてどう考えているのかを見極めるべきだろう。『Sports Illustrated』は「鈴木を獲得するために資金を枯渇させるだけの価値はないかもしれないが、適切な価格であれば、レッドソックスの攻撃陣に必要な起爆剤となるかもしれない」と報じている。今後の動向に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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