MLB

エンジェルス、前ドジャースFA投手と3年6300万ドルで交渉か「オーナーが覚悟を決めた場合…」エ軍メディア期待「ファンの士気が高まる」

THE DIGEST編集部

2025.01.21

エンジェルスが関心を持っていると報じられているフラハティ。(C)Getty Images

 米メディア『Bleacher Report』によると、ロサンゼルス・エンジェルスが新戦力候補としてロサンゼルス・ドジャースからFAとなった右腕ジャック・フラハティを検討しているという。

 エンジェルスは今オフに菊池雄星、カイル・ヘンドリクスの両先発を獲得。先発ローテーションは、ホセ・ソリアーノ、タイラー・アンダーソン、リード・デトマーズとの5人体制が予想されている。ここにフラハティも加わる可能性があるようだ。

「5人の先発だけでシーズンを乗り切れるわけはなく、開幕時に6人目がいても構わない。最終的にオーナーのアート・モレノが比較的大きな出費を承認するかどうかにかかっている。もしフラハティと契約できた場合、プレーオフに出場できるかはともかく、数年ぶりに存在感を示すための最善の道になるかもしれない」

 この報道に米誌『Sports Illustrated』が反応し、「エンジェルスが前ドジャースの右腕に関心を持っているようだ。24年にデトロイト・タイガースとドジャースで防御率3.17を記録し、ワールドシリーズでも好投したFAのフラハティが依然として市場に残っているのは意外だ」と伝えている。

「フラハティは3年6300万ドル(約98億円)の契約を結ぶと予想されている。スター投手との契約は、投手力向上のほか、ファンの士気を高める効果があるだろう。プレーオフやワールドシリーズでの登板経験をエンジェルスで発揮してほしい」

【画像】エンジェルスのザック・ネト内野手が、故郷フロリダの小児病院で子供たちと交流
 
 エンジェルスは今オフに、菊池やヘンドリクスのほか、エンジェルスはトラビス・ダーノー捕手、内野手のスコット・キンガリー、ライアン・ノダ、ケビン・ニューマン、さらにホルヘ・ソレア外野手と契約。球団ワースト記録の99敗を喫した24年シーズン終了直後、ペリー・ミナシアンGMは、「このチームはさらによくなる。見ていてワクワクするようなチームにはるはずだ」と語っていた。

「いまのチームには複数の新戦力が加わったが、まだ十分ではない。エンジェルスのファンはあまりにも長い間、大きな失望に耐えてきた。オーナーが本気で勝利を目指すのなら、今冬にビッグネーム投手との契約を実現させる必要がある」

 はたしてエンジェルスは、菊池やヘンドリクスに続いて、フラハティとも契約できるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】ド軍、佐々木&スコット獲得で不満噴出!ファンからの反発にケリーが持論を展開「大谷に年間10ドルしか払えないとしたら...」

【記事】「残酷なジョークが続いている」佐々木朗希を逃したパドレス、スコットも4年112億円でドジャース移籍「事態はさらに悪化した」地元メディア愕然

【記事】「カーショウのドジャースでの時間は終わったのか」〝充実しすぎ〟のド軍先発ローテに「居場所はあるのだろうか?」と米記者指摘
NEXT
PAGE
【画像】エンジェルスのザック・ネト内野手が、故郷フロリダの小児病院で子供たちと交流