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「カーショウのドジャースでの時間は終わったのか」〝充実しすぎ〟のド軍先発ローテに「居場所はあるのだろうか?」と米記者指摘

THE DIGEST編集部

2025.01.20

“生涯ドジャース”宣言をしたカーショウ。(C)Getty Images

“生涯ドジャース”宣言をしたカーショウ。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースとのマイナー契約締結を公表した佐々木朗希。日本での輝かしい実績を持つ若武者の加入に胸躍らせるファンも少なくない。一方で球界を代表する大投手クレイトン・カーショウのキャリアに大きな変化が訪れる可能性を示唆する声も出てきている。

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 通算212勝を挙げ、サイ・ヤング賞3回、MVP1回を獲得した紛うことなき“リビングレジェンド”であるカーショウ。2006年の入団からドジャース一筋の36歳は昨オフに左肩の手術を受け、一時期は引退説も囁かれていたが、ドジャースと単年500万ドル(約7億6千万円)で再契約した。今季は7月に復帰するも8月に左足の怪我で再離脱。7試合の登板で2勝2敗、防御率4.50という成績だった。

 ポストシーズン中に現役続行の意志を表明し、優勝パレードでも「他のチームでプレーすることは想像できない」と“生涯ドジャース”を宣言。首脳陣からも再契約に前向きな発言が出ていた。一方でカーショウは25年シーズンの1000万ドル(約15億6千万円)の契約オプションを破棄しFAとなっていた。

 MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者はドジャースの先発ローテーションには山本由伸、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、佐々木朗希、さらに右ひじの故障からの復帰が期待されている大谷翔平が揃っており、他にもトニー・ゴンソリンやダスティン・メイ、ランドン・ナック、エメット・シーハンらも控えていると指摘し、以下のように続けた。

「クレイトン・カーショウのドジャースでの時間は終わったのか、という疑問が投げかけられる。カーショウはいつかドジャースに戻るだろうと誰もが思っていたが、ロースターの先発投手が多すぎることを考えると、カーショウの居場所はあるのだろうか?」

 怪我人が多発し、先発投手の駒不足に悩まされていた昨季の反省を生かしてか、スネルや佐々木といったエリート先発投手の獲得を目指し、成功を掴んでいるドジャース。そのような現状を踏まえて球団、さらにはカーショウ自身がどのような決断を下すのか、注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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