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「240イニング投げる準備はできている」パイレーツのP・スキーンズ、2年目のさらなる飛躍を誓う「大谷翔平のような選手がいなくても…」

THE DIGEST編集部

2025.01.21

2024年シーズン、ナショナル・リーグ新人王を受賞したP・スキーンズ。(C)Getty Images

 ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズは、デビューシーズンの2024年にメジャーリーグを席巻し、ナショナル・リーグの新人王を受賞した。そして迎える2年目のシーズン、22歳の右腕はファンが自身の活躍をもっと目にすることになると明言した。現地20日、米スポーツメディア『ClutchPoints』が報じている。

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 スキーンズは、2024年にメジャーリーグで23試合、マイナーリーグで7試合に登板し、160回1/3イニングを投げた。同メディアは、AP通信のインタビューでスキーンズが「240イニング投げる準備はできている。ボールを受け取って投げるだけだ」と力強く語ったと伝えている。
 
 ルーキーイヤーの成績は、先発23試合で11勝3敗、防御率1.96、170奪三振32四球を記録。彼がメジャーリーグで成功し、活躍するために必要なものを持っていることを証明するには十分だった。パイレーツは近年、低迷が続いているが、再びプレーオフ進出を果たすには、スキーンズのような若き才能の躍動は不可欠だ。

「大谷翔平のような選手がいなくても、基本的な野球をして非常に高いレベルで実行することはできる。野球はそんなに複雑なゲームではない」と語り、「チームの勝利に貢献したい」と決意を示したスキーンズ。2025年シーズン、この若き右腕がどのような活躍を見せるのか、注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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