現地１月22日、ロサンゼルス・ドジャースが佐々木朗希の入団会見を行なった。ドジャースにとって念願がかなった瞬間だ。米紙『Los Angeles Times』によると、ドジャースが佐々木に関心を持ったのは６年前の高校時代にさかのぼるという。運動能力の高い体格と優れた速球が国際スカウトの注目を集めた。

　同紙は、「佐々木の評判は高まるばかりだ。90マイル後半（150キロ後半）の速球、破壊力のあるスプリット、着実に上達するスライダーで、スカウトからは世界で最も才能のある投手のひとりと評価されるに至った。球団幹部にとって、佐々木の入団は長年の夢がついに実現したことを意味する」と佐々木の成長ぶりを伝えている。

　ドジャースのブランドン・ゴームズGMは、「間違いなくサイ・ヤング賞に値する選手だと思う。この年齢（23歳）で日本で活躍し、さらに成長する能力と余裕があることはエキサイティングで、とても感銘を受けている」と語った。

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  　また、アンドリュー・フリードマン編成総責任者は、「春季トレーニングで順調にスタートし、試合に勝つために大きな役割を果たしてもらうプランだ」と期待した。

　ドジャースの春季キャンプは、大谷翔平、山本由伸、佐々木らバッテリー陣は現地２月11日から、野手陣の合流は15日と予定されている。右肘の手術から復活する大谷をはじめ、２年目の山本、そして背番号11を託されたルーキー佐々木に大きな注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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