ロサンゼルス・エンジェルスが、今オフシーズン、先発ローテーションの強化を狙い、フリーエージェント(FA)市場で注目を集めるジャック・フラハティとの契約に動いているという噂が浮上したと、現地22日、米誌『Sports Illustrated』が報じた。

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　フラハティは、昨年トレード期限にデトロイト・タイガースからロサンゼルス・ドジャースに移籍し、ワールドシリーズ制覇に貢献。高いポテンシャルを証明したものの、ドジャースはフラハティとの再契約を見送る可能性が高いと見られている。
  　同メディアは、米スポーツサイト『Bleacher Report』のジョエル・ロイター記者が、「エンジェルスは今オフ、先発ローテーションにユウセイ・キクチとカイル・ヘンドリックスを補強し、ホゼ・ソリアーノとタイラー・アンダーソンがいるものの、投手陣はまだ十分とは言えず、先発5番手のポジションが空いている。フラハティは2024年に1年契約を成功させ、素晴らしい復活を遂げたが、彼の市場価値は、期待されていたほどには高まっていない。彼は現在、別の短期契約に前向きである」との見解を示したことを紹介している。

　2024シーズンを通して、フラハティはタイガースとドジャースで28試合に先発し、13勝7敗、防御率3.17、162イニングで194奪三振を記録。『SPOTRAC（米スポーツ界のデータを集計、分析する専門サイト）』によれば、フラハティには3年契約で約6300万ドル(約98億円)の市場価値があると予測されている。

　はたしてフラハティはエンジェルスに移籍するのだろうか。今後の動向に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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