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〝お祭り男〟K・ヘルナンデス、「ドジャースでの時間はおそらく終わった」と米メディア 昨年12月には「復帰が最優先」と語るも移籍濃厚か

THE DIGEST編集部

2025.01.27

移籍が濃厚と紹介されたK・ヘルナンデス。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースからFAとなっているユーティリティのキケ・ヘルナンデスがチームとの再契約ではなく、他チームとの契約に近づいていると米メディアは予測している。

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 チームのムードメーカーであり、ユーティリティプレーヤーとして昨季の世界一チームの内外野を支えたキケ・ヘルナンデス。ポストシーズンで成績が上昇することで知られており、昨季ポストシーズンでは51打数で打率.294、2本塁打、OPS.808と打棒でも輝きを放った。ファンや選手からは残留を求める声が上がっているものの、未だにドジャースとの再契約の発表は出ていない。

 ドジャースは順調なオフシーズンを過ごしており、ユーティリティのトミー・エドマンと5年の契約延長を結んだほか、内野ではミゲル・ロハスのオプションを行使し、キム・ヘソンを獲得。外野ではマイケル・コンフォートをチームに迎え入れ、テオスカー・ヘルナンデスとの再契約にも成功するなど、キケ・ヘルナンデスの居場所が徐々に限られてきているのが現実だ。

 米スポーツ専門メディア『CLUTCH POINTS』はキケ・ヘルナンデスについて、「ドジャースのワールドシリーズ進出に不可欠だった」と評価しつつも「ドジャースでの時間はおそらく終わっただろう」とチームの補強具合から移籍が濃厚であると主張。移籍先候補として攻守両面での戦力アップを必要としているピッツバーグ・パイレーツやトロント・ブルージェイズ、シアトル・マリナーズ、そして古巣のヒューストン・アストロズを挙げた。

 昨年12月に「最優先はおそらくドジャースに復帰すること。(ドジャースでなければ)10月に勝ち進むことができるチームに所属したい」と語っていたキケ・ヘルナンデス。今季はどのチームのポストシーズンを盛り上げることになるのか、"お祭り男"の決断に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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