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プロファーが「パドレスのオーナーシップには問題がある」と退団理由を吐露、米メディアは「チームの将来に暗い影を落としている」と報道

THE DIGEST編集部

2025.01.29

アトランタ・ブレーブスに移籍したJ・プロファー。(C)Getty Images

 サンディエゴ・パドレスは、昨季に躍進を遂げたにも関わらず、今オフシーズンに大きな問題を抱えている。現地28日、米誌『Sports Illustrated』によると、同球団はインサイダーから厳しい評価を受け、オフシーズンの動きが批判されている。昨季93勝を挙げ、ナショナル・リーグ優勝決定シリーズ進出まであと一歩に迫ったパドレスは、さらなる強化が期待されていたが、期待を裏切る結果となっている。

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 特に問題視されているのは、チームを代表する選手のひとり、ジュリクソン・プロファーの退団だ(アトランタ・ブレーブスへ移籍)。プロファーは、退団理由について「パドレスのオーナーシップには問題がある」と発言し、チームを離れる決断に至ったという。
 
 また、米国のスポーツ専門サイト『Bleacher Report』のザカリー・ライマー記者は、パドレスのオフシーズンを「F」と評価し、チームの動きを厳しく批判した。同記者は、プロファー、タナー・スコット(ロサンゼルス・ドジャースへ)、カイル・ヒガシオカ(テキサス・レンジャーズへ)など複数の主力選手の流出により、大幅な戦力低下を指摘した。

 さらに、ライマー記者は「パドレスのオーナーシップ争いがチームの強化を阻んでいる」と指摘し「オーナーシップの不安定さが、フリーエージェントの獲得を難しくし、チームの将来に暗い影を落としている」とチームの将来に懸念を示した。
 
構成●THE DIGEST編集部