「情報筋によるとFAの左利きリリーフ投手ティム・ヒルは、ニューヨーク・メッツ、ニューヨーク・ヤンキース、ロサンゼルス・ドジャース、アリゾナ・ダイヤモンドバックス、ロサンゼルス・エンジェルス、コロラド・ロッキーズから関心を集めている」

　米誌『Sports Illustrated』でメッツとヤンキースを担当するパット・ラガッツォ記者が、このように報道。ヤンキースからFAとなった34歳の変則左腕に、複数球団が興味を持っていると伝えた。

　これに反応したのが、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』だ。

「ラガッツォ記者は、再契約に興味を持っているヤンキースが候補者に残っており、メッツも新たなリリーフを探していると報じたが、ドジャースについては意味が分からない。ドジャースは市場のほとんどの選手に興味を持っているようだ。しかし、40人ロースターに空きはなく、タナー・スコットと４年7200万ドル（約112億円）と契約したばかりだ」

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  　さらにドジャースは、スコットに続いて、テキサス・レンジャーズからFAとなっていた2019年のセーブ王カービー・イェーツと１年1300万ドル（約20億円）で合意したと報じられている。こんな状況で、同メディアはもうひとりのリリーフと契約することはないと見通した。

「左腕は新戦力のスコットのほかに、アレックス・ベシア、アンソニー・バンダもいる。これ以上ブルペンにサウスポーを置く必要はまったくない」

　はたして、実際にドジャースは変則左腕ヒルに関心を持っているのか。

構成●THE DIGEST編集部

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